第四十五稿

撮影に向けて

今まで意識して客観的に読んでいた台本を、今日から初めて自分の役として正面から向き合う

一日の中で何度も何度も情緒が不安定になる

この先、自分でない他人を自分に取り込もうとしてるのだから、それは当然か

役を自分に寄せるのではなく、完全に自分から入って行く時の副作用のような物だろう

それにしても凄い

この本の持つ強烈なメッセージと、この本を手掛けられた井上淳一さんのパワーに圧倒され、何度となく自分の役に突き放された様な気分になる

まだまだ初日

この先、何度も突き放され、絶望を感じる事だろう

ていうか、暗っ（笑）

よし

全く別の話をしよう

今日の夕方

昔、Vシネマで何度も共演して、そして今では何故か芸能プロダクションの社長になってしまった友達から電話が有り

『今月、ゴルフに行くんですけど良かったら一緒にどうですか？』

と誘って頂いた

だが、残念ながら僕はゴルフの経験は全くない

実は今、僕の周りは空前のゴルフブームと言っても過言ではなく、常に誰かしらコースに出てるしコンペにも出てる

もっと言うと、ウチの事務所の先輩俳優にはプロゴルファーの奥さんを持つ方もいる

そんな環境に居るにも関わらず僕には経験がない

プレステの『みんなのゴルフ』は、そこそこ上手いのだが

本物のゴルフは笑える位の、ど素人

何だか最近は色んな人から頻繁にゴルフに誘って頂くのだが

正直、なかなか行く気がしない

聞くところによると

最初は何度か打ちっぱなしとかで練習とかして行かないとイケないらしい

経験の無い人間がいきなりコースに出ると、下手過ぎて一緒に回ってる人にエラく迷惑が掛かるらしい

そして今日、誘ってくれた友達の話によると

今回は僕の他に、ガッツ石松さんと具志堅さんも一緒との事

それは無茶苦茶過ぎるだろ！！

彼は僕にどんだけ緊張させながら初ゴルフさせようと思ってるんだろう

まあ、気持ちは嬉しかったです、行かないけど

今度、ゴルフではない別の何かの時に遊びに行かせて貰います（笑）

まあ、そんだけ皆やってるんだからきっと面白いんだろうなゴルフ

でも、この先も、きっとやらないんだろうなゴルフ

きっと『みんなのゴルフ』止まりなんだろうな自分

第四十四稿

俳優として素敵な物語に出会った

プロットの段階で、これはもう出たい！！と思った

こんな素晴らしい機会を下さった関係者の方々、本当に有難うございます

来年、ご一緒するのを楽しみにしてます

その時は皆で

サンディエゴの風に吹かれましょう♪

それでは、その前に

今年最後の大一番

久々に、ちょっと戦ってきます

第四十三稿

楽しかった夏も、もうすぐ終わる

今年は色々と感じようと決めていた夏だったが

本当に色々な人と出会い、色んな刺激を受けた

携帯で例えるならば、僕の充電はもう満タンな感じ

夏よ有難う

そして

今度は集中の秋

次の作品に向けて悔いなく進んで行きたいと思う

やる事は山積み

自分は決して器用ではない

時間を掛けて、ゆっくりと丁寧に

自分の中で昔と違うのは

今は自分の為だけにやってるつもりはない

自分が観て貰いたいと思う人に、今度はしっかりと届けたいと思う