バイトはじめ
引っ越してまだ一週間もたっていない。
しかし、7月の1日から3日まで、東京のさほど規模の大きくはない百貨店でのバイトをした。
時給は1000円、やっぱり東京は物価も高いけど時給も高いなぁ。
(とはいえ30男の住んでいる23区のはずれは物価が安く、
もやし19円、蕎麦3食や豆腐3丁で98円・・・セールとか見切りとか特価品ではない、
ふつうに安値で売っているので有り難い限りではあるのですが。)
やったバイトというのは「立哨」というもの。
セール期間でごった返す店内、店員や警備だけでは手が回らない。
未精算の商品を持ってトイレやエレベーターに入られては困るというので、
それを未然に防止するのがお仕事。
しかしこれが・・・初日が平日であったせいもあってお客さんの通りがほとんどない。
あっても皆さんルールをよく分かってらっしゃるようで悪事を働くような輩は全くいませんでした。
つまりはヒマヒマってこと。
2m先にある壁面をにらめっこしながら「これって修行だよな・・・」と思っていると、
監督さんが回ってきて「始まって15分で寝た子がいるから、寝ないでね。(当たり前だろ)」と言って去っていきました。
30男、眠くはなかったのですが退屈で退屈で。
最初のうちは「家で黙って座っていても光熱費や麦茶のティーバッグ代がかかるだけで誰もお金なんてくれやしない、あー金、金。」と思っていたのですが、そんなことを呪文のように唱えていても人間がさもしくなるだけのような気がしたのでルーフバルコニーで何を育てるか、ということを考えることにしました。
これは二日間持ちましたよ。
結局花のプランター二つと、野菜やハーブを六つくらい、そしてその種類と配置まで考えてしまいました。苗から育てた方が楽なんだろうけど、あえて種から育ててみようと言うことも決めました。
花はね、一つの花が時期を終えて散った寂しいプランターや鉢を見ると悲しい気持ちになるので、
京都の五条通の中央分離帯のように雑然といろんな花が生えていて、入れ替わり立ち替わり咲いて散って、散っては咲いてを繰り返すようなものを考えています。
いつかまた話に出てくるかもしれませんが、無意味に広い四畳半くらいのルーフバルコニー、
だったら部屋をもうちょっと広げても良かったような気がするんですけど構造上無理だったんでしょうね。植物と、あとは日焼けができるか。
友達が来たら外で酒呑むのも気持ちいいでしょうね・・・。
そうして僕の「立哨」は何とか終わったのでした。
ちなみに百貨店の店員用語、店によって違うんでしょうけど面白いですよね。
30男が行った店では食事休憩は「伊勢」、トイレに立つのを「遠方」と呼んでました。
三日間一度もそんな言葉口にしなかったよなぁ・・・。