通信手段がありすぎて失ったモノ。 | 喰えるアイデア創出は脳ミソ共有から

通信手段がありすぎて失ったモノ。

こんばんは。脳ミソ共有の三河いつみです。

長年のベンチャー歴での経験をもとに
チームワークについて綴っております。

今日、息子と「となりのトトロ」を見ました。(DVD)

実家に帰省しているのですが、
祖父母が息子にと用意してくれていたものです。

トトロの舞台は昭和30年代の郊外とされています。

ご覧になった方はご存じだと思いますが、

ストーリーの中に「旧型の電話」「電報」「本家にしかない電話」
という類のものがいくつか出てきます。

つまり、現代のように「携帯電話」もパソコンも、メールもないのですね。

で、小さいめいちゃんが迷子になったとき、村は「大騒ぎ」になり、
みんな心配と不安でいっぱいになってしまうという場面があります。

携帯の一つもあればそんな風にならなかったでしょうにね・・・。

お母さんが入院している病院から、

「至急連絡されたし・・・」という電報を娘のさつきちゃんが受け取り、

「お母さんそんなに悪いのか・・・」

と、やたら心配になってしまうという場面とか・・・もありましたね。

これ、現代の日本のように通信手段がいっぱいあれば、
そういうことにはならなかったんだけど・・・。



そんな「となりのトトロ」を見ていて思いました。

とても便利な現代日本。

私も携帯とPCは生活の必需品です。

でも、そんな便利さと引き替えに「失ったモノ」も大きいのかなと思います。



現代日本では色々なスピーディーな通信手段があるので、
コミュニケーションの行き違いも、
スピーディに解消する事が出来たりしますものね。

でも、そんなスピーディに解消するツールがなければ
どうしたらいいのでしょう。

何が必要になってくるでしょうね。

突き詰めると、本来人がもっている「たくましさ」みたいなものが
必要になってくるのではないでしょうか?

それで根拠はありませんが、
これからプライベートでもビジネスでも、チームワークでも・・・

真の意味で成功していこうと思うのであれば、

この「失ったモノ」もをどれだけ、
取り戻していけるかにかかっているような気がしたのです。



コミュニケーションはみんなが快適に過ごすために、
人々の間になくてはならないものです。

でも上手くいかないときもあります。

行き違いが起こったり、
不安や焦りにが生まれたりもするでしょう。

でも、「となりのトトロ」に出てくるさつきちゃんと、
いちゃん姉妹は、その不安や焦りをクリアしていきます。

もしかして便利さと引き替えに「失ったモノ」っていうのは・・・・

そんな人の持っている本来の強さ、たくましさだったり、

自分が危うくても「人を思いやるチカラ」だったりするのかなあと・・・

感じました。


便利なツールによって本来の能力を
弱めないようにしないといけないなー

と思いました。


本日もお読みいただきありがとうございました。

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