ペットショップでの生体販売反対!
命が売買されている裏側で
苦しむ命、悲しむ命が沢山いること
この残酷な現実に目を向けましょう。
動物たちは人間のための道具でもなく、
人間の欲求を満足させる商品でもありません
尊重されるべき命なのです。




クリスマスセール。

クリスマスプレゼントに。

ペットショップではそんな売り文句が溢れています。

クリスマスに考えてみませんか?

ペットショップで売られている可愛い仔犬や仔猫たちが何処から来るのか?

ペットショップの仔犬や仔猫たちの多くは繁殖場と云う場所から、競り市に送られて、ペットショップに「陳列」されています。

「利益」を上げる為には「原価」が安い方がいいのは当たり前の話です。

だから繁殖場の多くは「パピーミル」「キトンミル」そう呼ばれる劣悪な環境です。

「仔犬工場」「仔猫工場」と云う意味です。

「工場」では繁殖犬、繁殖猫たちが狭いケージに押し込められ、きちんとケアされる事もなく、病気になっても医療も受けられず、ただただ「商品」を「生産」する為に生きています。

福井県にある「パピーミル」では400頭の犬、猫たちが狭いケージに押し込められ、「餌」を与えられる時間になると飼育員から首根っこを捕まれてケージから引きずりだされていました。

400頭の犬、猫に対して2人しか飼育員はいませんでした。

「利益」を上げる為に「原価」を抑える。 

こんな現実がクリスマスセールの裏にはあって、こんな現実が日本全国に存在しています。

そして福井県の繁殖屋は告発されましたが結局「不起訴処分」となりました。

具体的に取り締まる「法律」がないからです。

この現実を変える為に今環境省の検討会で「数値規制」つまり、一頭当たりのケージの広さ等をきちんと数値で決めようと話合っていますが、ペット業界、ペット業界の御用学者たちはそれを阻もうと徹底抗戦しています。

ペット生体販売の流通の過程では年間2万5千頭もの犬と猫たちが死んでいて、近年ペット業界のそのあり方の酷さに批判が高まっています。

それでも今のやり方で「利益」を上げ続けようとして法改正に抵抗するペット業界。

ペット業界の「自浄作用」に期待出来ない事は法改正に対する業界の姿勢でわかります。

厳しい「数値規制」それが必要不可欠です。

ただ、もう一つ大切な事、それは僕たち「消費者」が考える事です。

ペットブームの影で苦しむ犬や猫たちがたくさんいます。

ペットショップにいる可愛い仔犬や仔猫たちが何処から来るのか?

「パピーミル」「キトンミル」と云う名の地獄がペットショップに溢れる僕たち「消費者」の「笑顔」を作り出しているんです。

クリスマスセール、クリスマスにプレゼントを、、、

今年のクリスマス。

本当の「愛」について考えてみませんか?

写真のチワワは熊本地震直後に遺棄されていた繁殖犬です。

一番元気がある子の口の周りにはくっきりとワイヤーで縛られた跡がありました。

ドッグランに出してあげようとケージを開けるとケージの隅っこで身を寄せ合いました。

抱っこすると人形の様に身体を強ばらせて固まっていました。

オヤツをあげても食べる事はありませんでした、オヤツを知らなかったんです。