息子の幼稚園の誕生日会でちょっと凹む。
息子だけ、おともだちからの声援が小さかった。
「大きくなったら何になる」はもちろん、何も答えられなかった。
みんなの前で、お地蔵さんみたいだった。
先生のフォローをチェックする為にビデオを撮ってるみたいだと思った。
虚しくなって止めた。
周りの子の成長がすごいなあと思う。
息子にはやっぱり障害があるんだなあと思う。
「光とともに…」が思いうかぶ。
自閉症の光君が、
「元気に働く大人になります」
と卒業式で堂々と言える、感動の名場面。
ホオポノポノのヒューレン博士は、ハワイの刑務所で、自分の内面を浄化することで、犯罪者を更生させたらしい。
相模原の犯人とか…なんで連想したんだろ。
何も出来ない(ように見えた)息子に殺意を覚えたのかな。
こわ。
あの犯人は、何も出来ない(ように感じる)自分を障害のある人に重ねて、手をかけてしまったのかなとか考えてた。
(話しかけても返事しない子に、友達なんかできる訳ない。
先生も息子のことが好きじゃないと思う。
私が息子が嫌いだから。
他の子の方が可愛いと思ってしまうから。)
私が産んだのは息子ひとり。
幼稚園のお誕生日会に行くと、いろんな子がチラチラと、見にきた私たちのほうを見てきた。
「これミッフィーなの」と話しかけてきた女の子、隣の子とつるんで笑顔で指差してくる男子たち。
集団に入る意味って、いろんな子がいることを親も学べることでもあるのかなあ。
子どもは私の子どもだけじゃない。
旦那と私とドゥーラさんで子育てしてきた気になってたけど、
息子の名前を覚えてくれた人はもっと大勢いたなあ。
忘れてたなあ…。