こんなことがあったんだけど。 -13ページ目

「きみの瞳(め)が問いかけている」

 

2020年10月公開

出演者 :  吉高由里子、横浜流星

監 督 :   三木孝浩

 

 

 

 

10/15に公開前の先行上映を見てきました。

公開前なのでネタバレなしでとなると書くことがほぼなくなってしまうので

下書きを公開後にあげます。

とここまで書いて今頃記事アップするという。

 

この映画、原作は韓国で大大ヒットした「ただ君だけ」

実は、このきみの瞳が問いかけているを見る前にすでに韓国版の「ただ君だけ」を視聴済みでした。

なのでストーリーは知っていました。

人物設定が原作では男性の方が年上なのですがその辺はまったく違和感なかったです。

横浜君が蹴りとかのアクションができるということで選ばれたらしいのだけど、ほんとに素晴らしい

動きだった。

先月視聴した「あゝ荒野」のときの菅田君もそうだったけど、元々の体重を10キロも増やしたらしい。

 

この映画の撮影時期は、昨年2019年の秋だったのですが、この時期横浜君はTBSのドラマで

高校生役をしていたのですが、最初の1話と最後の8話あたりから明らかに体格が違っており

一時その体系についてドラマ視聴者の間で話題になっていました。

 

ストーリーは、さすが原作が韓国版なだけあって2時間の間にものすごいドラマがつまってます。

裏組織の一員としてキックボクサーだった塁(横浜君)は、一人の男性を死にまで追いやってしまい

刑務所にいました。

物語はそこから出所した後が描かれています。

その日その日支払いを受ける酒屋の配達と夜間は駐車場の管理人の仕事についている。

はじめて務めた管理人室に明香里(吉高由里子さん)が慣れたように入ってきます。

*****以降毎度のことながら役者名で書きます。******

彼女はどうやらそこの前任の管理人さんと仲良しで毎週ドラマを一緒に見ていたようです。

しかし目が見えないらしく横浜君に気が付きません。

ようやく横浜君が声をかけた時にいつもの管理人ではないことに気づき、あわてて出ていく。

外は雨が降っており、結局横浜君の一言で管理人室でドラマをみせてもらう事に。

 

そうして毎週2人は管理人室でテレビドラマを見ていく仲になっていき、ここでようやく

タイトルの「きみの瞳が問いかけている」という文字が画面に浮かびあがります。

最初は点字からはじまり、徐々に文字に変わっていくという趣向がこらされていました。

 

吉高さんは最初から気を許した感じなのですが、心を閉ざしていた横浜君と少しずつ

距離が近づいていきようやく横浜君が心を開いて一緒に住むまでの仲に。

ペットの犬まで飼っちゃって。なんだこのいちゃいちゃは。

しかしそれで終わるはずもなく。

幸せな日が続いたある日彼女から視力を失った原因の事故の話を聞き愕然となる。

自分が刑務所に入った原因となった事件を目撃した彼女がハンドルを切り損ねて

交通事故にあったらしい。

 

自分がおこした事件が原因で自分の愛する女性の視力を失わせていた。

心の奥にしまっていたかったであろう暗い過去に再び重い鉛のようなものを胸に

押し付けられ悩んでいる時に彼女の視力は手術しないと完全失明することに

なると知る。

 

なんとしても手術を受けさせて視力を取り戻させてやりたい。

再び昔の裏組織の連中から誘われた賭け試合に出場してファイトマネーをもらう事を

決意する。

もうね。この賭け試合がクソ過ぎて。

こういう裏試合って本当に日本内であるのかどうかはしらないけど、

ここの描き方は韓国版の原作の方がしっくりきたように思う。

もうね、血まみれ半殺しの世界。

試合の時間的な長さでは菅田将暉くんの「あゝ荒野」が断然長かったので今回は

ちゃんと見ることが出来た。

 

横浜君が美しすぎる。

血まみれになっていても美しい。むしろもっとやられてほしいような。

 

なんだこれ。美しすぎて変な趣味が開花しそうでこわい。

 

 

最後は華麗なキックであり得ない巨体の相手を倒すという。

そして一人静かに吉高さんの元を去っていくんだけど、途中自分を雇った

裏組織のメンバーに車で当てられ、脊椎をナイフで刺される。

これでもかこれでもかというくらいに悲劇を畳みかけてくる。

もう勘弁してあげて~~。

 

裏試合のファイトマネーで手術をして視力を取り戻した彼女は数年後

自分のインテリアショップを持ち、月に一度病院でマッサージのボランティア

をしている。

横浜君はというと、偶然彼女が通うボランティア病院に運ばれてきており、

死んだようにベッドで横たわっている。

 

運命の糸がつながっていると出会うよね~。

横浜君は彼女を見てすぐに分かるけど、彼女は視力がないときに

出会った横浜君の顔を見ても分からない。

マッサージをしてあげる段階で知ってる背中の感触にふと気が付くんだけど

名前を変えているので気のせいだと思いなおす。

声を出せば気づいてもらえるはずなのに、そこは声を出さない。

もうなんてもどかしいんだろう。

いやここは横浜君の彼女への深い愛を感じなくてはいけないから正解

なんだろうけど。

 

病院を退院した横浜君は、彼女のインテリアショップに入ってみる。

そこで最初に出会った時に管理人室横で育てていた金木犀の鉢植えを買い

店棚にあるオルゴールを開けてみると、二人の思い出の曲「椰子の実」が流れる。

一気に彼女への思いがあふれ出し、涙を流しながら店を後にする。

横浜君と入れ違いに吉高さんが店に戻る。二人で飼っていた時の犬と一緒に。

 

犬は横浜君を追いかけ吠えまくる。

 

この犬いい仕事してるなあ。 何年たっても覚えててくれるなんて泣ける。

 

犬を追いかけ横浜君の元に近寄る。病院でマッサージをしてあげた人と

いうことは気が付くがまさか一緒にくらしていた彼だとは分からず。

その後店に戻り、金木犀の鉢を買ってオルゴールの曲を聞いた途端に涙を

流したという話を店員から聞いてすぐにそれは彼だと気が付く。

走ってあとを追いかけるも見失ってしまい泣き崩れる。

 

ここで突然2人が心を開いて仲良くなった砂浜へと場面が変わる。

海に入っていき死を選ぼうとする横浜君に必死で声をかけ、二人は再び

抱き合いハッピーエンド。

 

と文章力のない私が書くと全然感動できないんだけど、最後はハッピーエンドで

ほっとする。

ただ、吉高さんがようやく横浜君を彼だと気づいて追いかけるが見失った後に

突然浜辺のシーンに移るのが、あまりにも突然すぎてかなり残念です。

この辺りは韓国版も全く同じで、なぜ唐突に浜辺のシーンに切り替わるのか理解

しがたい。

 

そこで買ってみました、ノベライズ本。

原作とか見たりすることはほとんどしないのだけど、読んでみるとなるほどと

納得することが書かれていました。

オルゴールの椰子の実の曲を聴きながら彼の事を考えていると、ふと2人の

思い出の浜辺にいるに違いないと思い立つ。という部分がある。

なぜ最後のそのシーンを取り入れなかったのか分からないですが、私が監督なら

絶対入れるのにな~。

 

 

映画のシーン1つ1つはこの監督さんらしくとても綺麗でした。

この監督さん「思い思われふりふられ」の時の方。ラブストーリーが得意らしい。

主役の男性はどこで恋に堕ちたのか。

なんとなくだけど、最初の方で一緒にドラマを見ていた時にドラマの女性が

どんなイヤリングをしているかを聞くと実際はイヤリングをしていないのだけど

適当に君のそれと似ていると答えたことで彼女がとても喜ぶのを見て表情が

変わるのでこの辺りから徐々にかな?

決定的な所では、初めて二人で浜辺に行ってオレンジ色のシーグラスを2人

を繋げるお守りとして手渡されるところで恋に堕ちたと見たんだけどどうなんだろう。

逆に女性が恋に落ちたと感じる決定的な箇所はなかったような気もする。

もう初めから心をゆるしているように見受けられた。

 

一緒に見に行った友達がいうには、最後の浜辺のシーンでは止まりかけていた

風力発電の羽根がハッピーエンドになる所で一気に回り始めて素敵に表現されていたらしい。

全然気がつかなかったや。