グリーン・環境問題キャンペーンが盛んになって、日常生活の買い物する際に何を選ぶことが環境問題を改善することなのか、些細な行動の顛末について決断を迫られるような気がします。
たとえば、 環境によいと言われる製品を購入使用すると言う大前提に基づいて、
- プラスチックやスタイロフォーム使用を避けること、
- 使い捨て紙製品の使用を避けること、
- 遠隔地からの発送による排気ガス公害とガソリン使用量・フットプリントを減らすためにも地元製品を購入すること、
- 入浴・シャワー時の水の使用量を減らすこと、
- 水洗トイレでの排水回数を減らすこと、(!!)
などなどありますが、
個人的に迷うことってないですか?
たとえば、私は、
職場で陶器のカップを使ってる場合、どの程度の頻度で洗剤と水を使って洗うと、紙コップ使用に優って環境保全に役立つのだろう?
とか、
先日発見して狂喜してしまった、99セントで20かけらの皮なしのにんにくパックは中国産なら遠隔地産だから購買拒否すべきで、アメリカ国内産、近所の州で生産されたものならプラスチックの袋に2重で入っていても、良心的なフットプリントなのだろうか、 だって、これ、たったの99セントなのににんにくの薄皮もむいてあって、3つづつ真空パック。過剰包装・過剰移動費ばりばり。
これをつい買ってしまった場合、何をしてその損失を補えばいいの?
TVで見かけた、超グリーン志向の方々のように、自宅でのトイレ排水はできるだけ溜めまくるべきなのだろうか、 しかし、それらを実行すると同時に他人の行動に目をつぶるのは大変難しいことではないだろうか、
かといって、いかに正しいことだと思っていても自分の信念を誰彼なしに処・時期をかまずに押し付けることはよくないよな。
海にはプラスチックのごみが溢れ、亀も鯨もマンタも、また海鳥もプラスチックを胃に溜め込んで死んでいる。動物がそんなふうに殺されているので、私も消費者社会の一端を担って環境問題を改善するには何を買う、どの商品の存在をサポートするのがいいのか、誰が共感できる人たちなのか、など止めど尽きぬ疑問がわさわさ。
ポリシーを、
パッションを持つと言うのは、難しいことですね。
と思い、
またまた阿呆な大統領を選挙結果として選んでしまった場合、個人的にアメリカ人としてはどう償うことが出来るのだろう。
などなど、個人行動の責任と因果を再確信する日々これ。