Valo ―光―
昔昔 はるか昔
オリュンポスの神々の
戯れの
為だけに存在した
遠い昔
湖は静まり返り
空は
白い雲を絨毯に
誰の為でもなく
誰の関心を
買う訳でもない
ただひっそりと
ただ存在する為の
存在
風が吹き
光が差し
雨が降る
ただ何も無く
ただ何もせず
それでも確かに
存在した
そんな話


via Naomi's photo stories
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