両親が住んでいた時代 わが家族が住んでいた時代

徐々に我が家から居なくなり 

今では 私の一人暮らし

 

別に 買い足した訳では無いのだろうが

貰いものなども 多い家だったし

両親が大正生まれで ものを大事にする人だから

捨てるなどと言う事がないから いつの間にか溜まったものだ

 

使うものは 今は僅かでいい

それこそ フォークもナイフもスプーンも

大きさが違えば それぞれ1本づつあれば それで済む

よくもまぁ こんなに置いてあったものだ

 

流石に 1本ずつとは行かないが 

セットで 5本ずつ残して 捨てた

それでも生活してると 誰かが来る事が無ければ

それぞれ1本だけ使う

 

食器も同じ すでに段ボール箱2つに 

捨てないまでも 新聞紙にくるんで 入れて保存

保存と言っても もう段ボールを開ける事はないだろう

 

大皿や 大ぶりの器は 何故か捨てられない

気に入っているものもあるから

使わないが 食器棚にしまってある

 

皿や器は それなりに枚数を揃えて取ってあるが

何の事はない 同じ皿が 5枚重ねてあれば

常に 一番上の皿だけ 使う事になる

その皿にしたって 何種類もあっても 使うものは決まっていて
それしか使わない

作りもしないのに 茶碗蒸しの器が5客 棚に入っている

私が好きだから カミサンが 良く作ってくれたから 

何故か捨てられない

 

それでも 5客あった器が 4客になっていたりする

割れたり 捨てたりした記憶がないが

何故か減る 

中には ものを入れて 冷蔵庫の中で見つける事もあるが

そうではなくて 見つからない事も多い

 

いっそ 割れたり欠けたりしてくれれば

捨てられるのだけど

ここ3年間 一度も食器を割った事はない

意外と 割らないのが得意な私だと思う