独り飲みの好きな 私

 

何処へ行っても 知らない初めての 飲み屋に入る

 

入り易い店もあるし 躊躇するような店もあるが でも入って見る

 

失敗もあるが それはそれで良い経験だ

 

そうした店は サラリと出て また他の店へと巷をさすらう

 

独り飲みの楽しみは そこで出会う人たち

 

飲んでいるから 気軽に声も掛かられるし 相手も応じてくれる

 

これは お酒を飲まない 喫茶店などでは起きない事だ

 

長年 こんな事を続けているから 気軽に声を掛けられる私

 

その土地の人もいれば とんでもない違う地方の人がいたりもする

 

それが又楽しい 方言でも出てきようものなら 更に面白い

 

どんな話題でも ついていける私

 

小さな知識でも 話題が広げられるから それはお相手次第だ

 

先日 少し強面の男性が隣にいて それでも声を掛けた

 

よく考えれば 私の方が 強面なのかもしれない(笑)

 

話が弾んだ

 

自分とよく似た考えの持ち主だった

 

20歳も若い彼 働き盛りの50代

 

彼も彼なりの青春をしている 私も青春を語る

 

こころは どんな歳になろうとも こころは若く青春という考え方だ

 

意気投合する 帰るつもりでいたらしいが また注文を続ける彼

 

彼の持論をを聞いた

 

仲良くなり付き合うには 政治と宗教の話は しないこと

 

全く その通りで それは私も思っていること

 

お互いの考え方に 踏み込む事は 人間関係を難しくする

 

いままで どれだけ知らない人と 話をして来ただろう

 

一期一会 そんな出逢いが 私にとっては 大きな財産だ

 

これから先 そうした出会いは いつまで続けられるのだろうか