子供の頃は 恥ずかしがり屋で 無口な子だった

人と会うと 母の後ろに隠れたものだ

 

主体性がなく 誰かの 真似をする事しか出来なかった

人の意見に 左右されてばかりいた

 

みんなが喋っていても 言いたい事は有るけれど

その後 続けて なにを話すか考えると

もう言葉が出ないような 子供だった

そんなだから 意見を戦わせるなんてことも 出来なかった

 

それは 大学に入ってからも 同じだった

周りは 控えめな 大人しい 影の薄い人間に見えた事だろう

 

勉強が嫌いだったから 早く学校に行かない歳に なりたかった

独りで 何かをやる事は 好きだったが

飽き性だから すぐに 飽きてしまう

そんな中 好きで仕方なかったのは 映画を見る事

年間 何百本もの映画を見ていたのは 高校を卒業するまで

 

ところが その後 映画を見に行かなくなる

理由は

映画館に入ると 寝てしまうようになったからだ

どんなに面白くても 寝てしまう

 

仕事に就いた

下っ端の仕事で 特定の人から 毎日怒鳴られる日々だった

だが 理不尽な怒鳴られかたに 助けてくれる上司が沢山いた

 

そんな少年 青年期だったが

いつの頃からか 自己主張の強い人間に 変わっていた(笑)

お喋りも大好きだし 知らない人とも すぐに仲良くなる

 

今では 余計なお喋りで 迷惑している人 多い事だろう

人間 いつ性格が変わるか わからないものだなぁ~