ソウル・ボサノヴァ Quincy Jones
女の子と 一緒にいると
誰かに チッチとサリーみたい
そんな風に 言われた事がある
チッチとサリーと言う 漫画がある事は知っていたが
読んだ事が無いから 良く判らない
ただ 背の高いハンサムな男の子と
チビな 女の子の話 という事は 何となく判った
中学生の頃 もう180センチを超えていたし
その後も 伸び続けた
いとこの女の子は 私に比べれば
150センチと 小さかった
そうなれば 自然と漫画を知っている人は
その様に 呼んだのだろう
なにか 悪い気はしなかったし
小さな恋のものがたり
という 題名を知って 嬉しい気持ちになった
考えてみると 小さな女の子を 好きになる事は多かった
思春期を越える頃は 色の黒い女の子が好きだった
なぜか いつも陽に焼けた 健康的な女の子が好きだった
自分自身 夏は 海に行き プールに行き
身体を焼いた いつも真っ黒だった
冬は スキーで 一年中真っ黒だった
ちっちゃな いとこの女の子も
どちらかと言えば 自然な黒さの 女の子だった
周りに 女の子はいなかったから その子が好きだった
チッチとサリーと呼ばれた頃の
淡い恋心は もう 戻ってこないだろう