Cinnamon and Clove   Nicki Allan

 

イチゴは 昔は 冬に食べる果物だった

2月が 誕生日月の私

母が 誕生日には 必ずイチゴを 買って来てくれた

 

イチゴを 皿の上に載せ 牛乳と砂糖を掛ける

イチゴを スプーンで潰して それを混ぜて食べた

その内 スプーンの下が平らで ギザギザの

イチゴスプーンが出回り それで潰した

普通のスプーンは ツルリとはじける

イチゴスプーンは 簡単につぶす事が出来た

 

今では ハウス栽培が主流になり いつでも食べられる

品種も増えた ブランド名が付くようになった

今でも定番の とよのか

そこから ブランドイチゴが 数多く出始める

女峰 とちおとめ 紅ほっぺ あまおう・・・

 

甘みの強いイチゴが増え

昔の様な 牛乳に砂糖を掛けて 食べる事は無くなった

水洗いして ヘタを取って 口の中に放り込む

イチゴの大きさも なんだこりゃ 

という程 大きなイチゴもある

 

これからの時期 いちご狩りの季節だ

時間制限で 練乳の入った 小さなカップを貰って

自分で もいで食べる

食べるぞ! と張り切るが 

そんなに 食べられるものでは無い

 

最近 あまおう の語源を知った

アは 甘い

マは 丸い

オは 大きい

ウは 美味い

甘い王様で あまおう だと思っていたが 違った

 

現在の生産量一位は とちおとめ だという