小野リサ イパネマの娘
寒い夜に 温かいコーヒーを飲む
コマーシャルの様に カップからは 湯気が立ちのぼる
中々 あんな湯気が出る事はないから ほっこりする
テレビからは 延々と 焚火が燃える画が 流れている
薪が パチパチと音を立て
かすかに 薪の音の向こうに バックミュージックが流れる
温かさを 感じるはずなどないのに
何故か 心が 温かい
春になれば 花が咲く
そんな季節になると それまで寒かった事など 忘れてしまう
あぁ 恋しい
春の 爽やかな風と 温かな日差し
鳥のさえずりも 心地よい
こんな夜更け ボサノバのリズムが 心地よく癒してくれる