鰻は 美味い
間違いなく 美味い
それも 江戸の鰻が良い
蒸して ふっくらした鰻に
その店の 秘伝のたれを付けて 焼く
焼くのも 炭火が良い
それも 備長炭が良いらしい
煙と かおりも 食欲をそそる
江戸の鰻は 箸で 簡単に切る事が出来る
山椒は かけ過ぎてはいけない
タレがしみ込んだ ご飯も美味い
タレだけでも ご飯が食べられるほどだ
鰻が焼けるまで 熱燗を飲む
お猪口で 徳利から注ぎながら 焼き場を眺める
先に頼んだ ウナギの肝焼きが出て来る
口へ運ぶ お猪口のスピードが上がる
あっという間に 一合徳利が空いてしまう
二合徳利にしておけば良かったと 更に一合追加
鰻重が出て来る
蓋を開けると 美味そうな臭いと 肉厚の鰻
さて 酒を飲むか 鰻を食べるか
迷いながら 鰻を一口
うぅ~~ん これこれ これが食べたかった
鰻を食べながら 追加の熱燗を飲む
鰻 酒 鰻 酒・・・
鰻が減っても 鰻のタレだけで良い
タレの色に染まった ご飯が美味い
お重の隅の ご飯粒が どうも残る 悔しい
毎度の事だ
それにしても 最近は値段が高し 鰻も小さい
松竹梅は 鰻の大きさ
それより大きいのは 松竹倍かな