空は いつでも見れるのに 見上げる事は 少ない
空には いつも 悠々と雲が流れている
その姿は いつも違っていて
同じになる事は 二度とない無い
人間も 人それぞれ 同じ人生を 送る人はいない
それも 幸せな人生を 送る人もいれば
苦しい人生を 送る人もいる
それは 持って生まれた 運命と 言うものなのだろうか?
苦しくも 小さな喜びを 幾つも重ねれば
それは 湧き出た雲の様に 幸せの塊りになる
そんな 青空に浮かぶ 白い雲は 幸せの時
指がふれて 手をつなぐ
彼女の あたたかな 手の感触が 幸せな気分にさせる
いつまでも 残る ぬくもりの感触も
雲の 流れの様に いつか消えていく
空を眺める 羊のような雲が 流れていく
そう あれは ヒツジ雲と呼ばれる 秋の雲
秋は もの悲しい 気分にさせる季節だ
冬が来る前に もう一度 あの ぬくもりを感じたい