ひとり・・・

あの日から・・・

 

あの日から いつのまに 3年経った

街角で バッタリと あなたに会った

お元気ですかと 言うとしたが

変っていない 変わっていない

 

僕ならば この通り 元気でいるよ

ただ一人 アパートで 暮らしているよ

お茶でも いかがと 言おうとしたら

あなたの側に 坊やがいた

 

街角を 去って行く あなたと並び

手をつなぎ 歩いて行く 可愛いい坊や

あなたと 彼との 可愛いい坊や

二人の愛は 終わりなのさ

 

1969年

作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦 歌:ほりまさゆき

 

朝昼夜の続編 シングル盤の B面に収録されている

 

彼の 儚い感情が 伝わって来る

この曲と 寺尾聡の ルビーの指輪は

別れた彼女への 思いの深さを 感じるし

もの悲しい 男性の気持ちに 共感する

 

ベージュのコートは 私と彼女の お揃いの色だった

足首 近くまで有る マキシコートを着ていた 私

サングラスを掛けると 誰もが振り返つた

ベージュのコートは 忘れられないものだ

 

加山雄三の 霧雨の歩道も 好きだ

雨の日に 一つのコートを 肩に掛けて歩いた

歌の歌詞 そのものだった

 

もしも もう一度 彼女に会えるなら

別れが つらかった事を 伝えたいものだ