今の時代 わらじなど使う事もなければ 見る事もない
「二足の わらじを履く」
言うならば 大谷翔平選手の 「二刀流」と同じ意味だ
異なる仕事を 兼業すると言う事
二足の スニーカーを履く ではちと ゴロが悪い
「一歳上の女房は 金のわらじを 履いてでも探せ」
こんな格言もある
わらじは 消耗品だから 擦り切れてしまう
それなら 金のわらじなら いつまでも探せる
時間を掛けてでも 年上の嫁さんを 捜せと言う事だ
年上の女房は 気遣いも出来
男性よりは 精神年齢が高いからだ
金のわらじを 持っていなかったから
5つの下の 嫁さんを 貰ってしまった
それが 悲劇の始まりだったか?(笑)
「箱根山 駕籠に乗る人 担ぐ人 そのまたわらじを 作る人」
身分によって それぞれの人がいるが
同じ人間でありながら 境遇には 差があると言う意味
ここでも わらじが使われる
似て 異なものに
「風が吹けば 桶屋が儲かる」と言うのがある
大風が 吹けば 埃が舞う
埃がたてば 盲人が増える
盲人が増えれば 三味線を 生業にする人が増える
三味線が 売れれば 猫が減る(猫皮を 三味線に使う)
猫が減れば 鼠が増える
鼠が増えれば 桶が かじられる
桶が かじられれば 桶屋が儲かる
わらじも 桶も 今は使わないが
いろいろな こじつけや 格言があるものだ
