ごきげんよう羊小夜子です。

突然ですが現在入院しています〜


先週木曜朝に急に下腹部の激痛に襲われ、嘔吐もしてしまい、救急車で緊急搬送されました。


普段から下腹部痛は夜訪れることが多く、痛みが来る前にロキソニンを飲むことで対処してました。


しかし今回はロキソニンを飲んで2-3時間経っても全く効かず、激痛に長時間耐えなければならないことになりました。


呼吸も乱れ朦朧としてきて、ああ死ぬときはきっとこんな感じなんだと悟ったものです。


病院について、激痛の中喘ぎ喘ぎしながらCT撮影をし、その結果、下腹部の播種が増殖&巨大化してるため、直腸より上も腸閉塞が起きかけてることが判明しました。


あと右腎臓の入り口にも播種が飛んで炎症起こしてるとのこと…


先生からは、もしかするとこの先腸閉塞により食べることができなくなってしまい、そうなるともってあと1-2ヶ月の命だと言われてしまいました。


もし食べることができて無事退院できても、現在使ってるイリノテカンは腸を浮腫ませる副作用があるため、再開するにはリスクがあるとのことです。


残された道は最後に残された抗がん剤であるロンサーフ(サードライン)を使うか、治験薬を使うかどちらかになります。


その説明を受け、正直とてもショックで中々言葉を発することができませんでした。夫と母も同席していましたが、2人とも涙しながら聴いてました。


これからの治療についても大切ですが、とにかく今は療養して無事食べれるようになることを目標に、今入院生活を送ってる次第です。


今は腕から栄養の点滴を受け、お腹から痛み止めの注射をしている状態で過ごしています。


現在入院5日目ですがずっと絶食状態のため、流石にお腹空きました( ;∀;)早く流動食に移りたいものです…


これは直感ですが、私は食べれる気がします。なぜならハイパー食い意地張ってるから(笑)正直年内にこの世をさるなんて思えないし、これからも楽しく食事してる姿が想像できます。


がんの進行は想像以上に早く、最後の日が近づいてることも理解しようとしてますが、でもやっぱり私はまだ生きていたい。まだやり残したこと沢山あるし。だから私は生きることを諦めません。


かといって「絶対生き延びてやる」「がんに勝ってやる」と勢いつけて挑むのは結構疲れます。もう1年半ほどがん患者として生活してますが、案外「絶対」という言葉は体力もメンタルも消費します。


そこで、昔読んだ気功の本に載っていた、気功をするにおいて大切なのは「怒らない、恐れない、求めない、捉われない」ことだという文を思い出しました。悟りをひらいたような、最強マインドだなと私は思います。


ここまで至るのにはかなりの修行が必要と思いますが、心の中にこのマインドを置いておくと、どんなことが起こっても冷静に受け入れられる気がします。


今後はこの悟りマインドも参考にしながら、一生懸命自分を労って、治癒に取り組もうと思います。


以上、現状報告でした!

よければ皆さんも応援してください( ˘ω˘ )

がんばるぞーー

ごきげんよう羊小夜子です

 

すっかり久しぶりの更新となりました...最近毎日雨だし蒸し蒸し暑いし嫌になりますね...

 

今回は簡単に近況について綴ろうと思います。

 

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転院&手術を終えてから、現在mFOLFIRI+アバスチンの抗がん剤治療を6回終え、明日7回目の治療を受ける予定です。基本的に2週間に1回のペースで受けています。

 

前の病院の外来治療室は、治療薬の匂いがキツく入室するだけで吐き気を催していたのですが、転院先の外来治療室は全くそんな匂いはなく、快適に治療を受けれています。病院によって構造や仕組みが違うから、そういった違いも出てくるのですね...

 

手術後であったことも影響しているのか、腫瘍マーカーは一時期CEA→110、CA19-9→8400まで爆上がりしました。

 

しかし先週測定したらCEA→45、CA19-9→2050と少し下がっていて、ようやく治療が軌道に乗ってきたのだと少し安心しました(まだまだ高いですが...)

 

CT撮影もしましたが、左卵巣付近に大きな塊が出現しているようです。恐らく腹膜播種が巨大化しているのだと想定できますが、その塊がきっと定期的に起こる下腹部痛(生理痛みたいなもの)の原因なのだと思います。

 

その下腹部痛を抑えるため、最近では毎日ロキソニンを服用しています。あまり頻用すると慣れてしまってそのうち効かなくなってしまうのではないかと不安になるのですが、痛みを我慢することの方が良くないのでね。。そことの兼ね合いが難しいところです。

 

抗がん剤がこれから良く効いてくれて、痛みの頻度もどんどん減っていくことを祈ります。゚(゚´ω`゚)゚。

 

ストーマについては、最初は術後ということもあって出血したりパウチ交換中に粗相起こしたり(笑)とトラブルは多発しましたが、今は少し慣れてきてパウチ交換もスムーズになってきました。

 

今思えば、以前は腸閉塞による排便時の激痛に悩まされ、抗がん剤の副作用である便秘&下痢時に大変な思いをしておりましたが、ストーマだと酸化マグネシウムやロペミン錠などの薬による排泄コントロールが比較的簡単にできるため、大変助かっています。

 

今まで着ていたピッタリしたパンツやスカートが着れなくなって、色々と買い直すことになったのは少し痛手でしたが(笑)

 

だからあの時、ストーマを造設すべきだと診断してくださった先生には感謝の思いでいっぱいです(‘v`◎)

 

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また、5月に無事入籍し、今は実家を離れ夫婦2人生活を開始しております。

 

家事をしていると痛みや不安を忘れることができるし、夫くんはとても面白くて毎日笑わせてくれるので、時々自分が癌患者であることを忘れます(笑)

 

幸せホルモンとか最近よく耳にしますが、些細なことでも幸せと多く感じることで治癒力も向上すると信じています。これからも沢山笑って幸せを感じて、この病気を乗り越えていきたいと思っている所存です!

 

以上、簡単な近況報告でした〜

明日の治療、頑張ります(。・ω・。)

ごきげんよう羊小夜子です


バタバタしていて中々ブログ更新できていませんでしたが、先月末にオストメイトデビューいたしました。


従来通っていた病院では下血してることを伝えても検査も何もしてくれなかったので(抗がん剤すれば治ると言い張るばかり...)、思い切って転院して新しい病院で大腸カメラを受けました。


そしたら直腸より先にカメラが通れないくらい腫瘍が広がっており、腸閉塞の一歩手前だということが判明しました。


この状態だと治る見込みがないため、抗がん剤より先に便の通り道を確保した方が良いということになり、人工肛門(ストーマ)を永久的に造設する運びとなりました。


ストーマ造設が嫌で去年腹膜播種の摘出手術を断った経緯もありますので、今回のこの診断はかなりショックでした...


自分の腸が露出する恐怖、不安。それはオストメイトになった今もあまり変わっておりません。


パウチの交換等は慣れてきたのですが、まだ術後日が浅いので若干チクチク痛む感じがします。


自分の身体がどんどん自分で無くなっていくことに辛さを感じますが、そんな私でも今までと変わらず愛してくれる人がいるということが心の支えになっております。


私も私を今まで以上に愛せるよう、この身体に慣れていけたらいいなと思っている所存です。


今後は訪問看護も導入しながら、抗がん剤(mFORFILI)を再開させる予定です!


また、週末からは新婚生活も始める予定なので、二足の草鞋にはなるけれど、無理せず頑張っていこうと思います( ˘ω˘ )