ぼたもち亭あんこのブログ

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日常の中で見つけたキラっと光る、人、もの、ことば・・・・

ペンキ画家のショーゲンさんは

日本でサラリーマンをしていた頃

たまたま立ち寄った雑貨屋さんで

白い壁に飾られた1枚の絵に魅せられた

 

夕焼けを背景に動物たちが楽しそうに遊んでいる絵

 

その絵はアフリカのタンザニアのティンガティンガという

ペンキアートだと店主から教えておもらったショーゲンさんは

その日の夕方にアフリカ行きの航空券を買い

その翌日に会社に退職届をだした人

 

アフリカのタンザニアのブンジュ村というところに着いたショーゲンさんに

村長さんがこう言った

「ご飯をたべられることに幸せを感じられるか

ただいまと言ったらおかえりといってくれる人がいるか

抱きしめられたら温かいと感じられる心があるか

この3つがあなたの中にあるんだったら村においで」

 

村でくらすようになったショーゲンさん

 

3歳の子どもから流れ星をつかまえに行きたいと言われたお父さんが

足をキズだらけにしながら流れ星を探しまわって帰ってきた

その翌日もお父さんたちが探しに行こうとしたので

ショーゲンさんは

「流れ星なんてつかまえられるわけがない」と伝えた

そしたら

「ショーゲンお前は流れ星をつかまえに行ったことがあるからそう言ってるのか」と

聞かれたそう

「行ったことがない」とショーゲンさんが言うと

「行ったことのないやつに言われたくない

 お前にはロマンとか夢はないのか

 ショーゲンはいつも無駄を省いて効率よく生きようとしているけれど

 無駄とかしょうもないことの中に幸せっていうものがあるのにもったいない」

 「効率よく考えるのであれば生まれてすぐ死ねばいい

 人はいかに無駄な時間を楽しむかっていうテーマでいきてるんだよ

 お前の心のゆとりはどこにあるんだ

 お前の幸せはいったいどこに行ったんだ」 

 

 

 

ショーゲンさんのことは以前から聞いたことがあって少し興味をもっていた

近くでイベントがあるということを聞き

実際どんな人だろうかと会いにいった

そこで聞いたエピソードだ

 

この話を今週土曜日のFMいかるで話しをするが

「この前ショーゲンさんのおばあちゃんがここにきてましたよ

 素敵な方でインタビューしたいと思ったけど時間がなかった」

 という話を局のスタッフさんから聞いた

 へ⁉

 ショーゲンさんのおばあちゃんがここに・・・

 え~

 と、なった

 

 ショーゲンさんのおばあちゃん・・どんな方だろう

 会ってみたいなあ

 

 

 「流れ星をつかまえてほしい」

 この時の子どもの目の輝きを想像する

 そして

 お父さんの温かなまなざしも

 

 

 

さて10月

今月は

 

感謝できることは 豊かさそのもの

 

今、目の前にある豊かさに感謝し

感謝できる豊かさを味わう

 

今年、ここまで受け取った「豊かさの実」は

これから新時代を築いていくための新たな種になる

 

自分自身が味わいたい

豊かな世界 豊かな生活をイメージし

言葉や絵に残しておく

 

その理想の未来を実現しているのを感じて

感謝するというところまでできるとベスト

 

豊かさをたくさん感じた分

それが未来に投げかけられていくので

豊かさの種がたくさんまかれているということになる

 

豊かさの種たくさんまいておこう

 

 

 

        大塚国際美術館にて

 

 

     淡路 SA

 

 

 

 

    ゆったりしたひとときを過ごす

 

 

ありがとうございます🍏