こんにちは、さおりです。
今回は、鈴木祐 著 『最高の体調』の中に、
おもしろい内容があったのでシェアしたいと思います!
『最高の体調』によると、現代人の不調は、
技術の進歩により古代から生活がガラッと変わったことによる「文明病」なのだそう。
たとえば、人間が狩猟民族だったころには、
毎日安定して食事を取ることはありませんでした。
現代では、飽食の時代と言われるほど、食べ物が溢れていますよね。
現代人は食べすぎにより身体に「炎症」が起きているのだそう・・・。
また、古代人には「未来」という概念がなかったのだとか!
その日に食べるだけの食料を狩猟・採取し、
あとは家族や仲間と今この瞬間を楽しんで生活していたのです。
ところが、農耕の始まりにより、人間は未来のことを考えるようになりました。
今種を蒔いたら、半年後に実がなる・・・
来年のために、今年取れた穀物を保存しておこう・・・
農耕は、人間に安定した食料供給を可能にしましたが、
同時に未来に対する漠然とした不安をもたらしたというのです。
もちろん、狩猟民族にも不安はあります。
それは、強力な野生動物と戦う瞬間。
でもその不安はその瞬間だけのもので、戦いが終わればリラックスモード。
つまり、オン と オフ がはっきりしていたんです。
反対に、現代人は常に漠然とした不安に駆られている。
それが心にダメージを与えているんですね。
最近よく耳にする「マインドフルネス」
有名企業のCEOが取り入れている瞑想法で、
仕事のパフォーマンスが向上すると話題になっていますよね。
他にも、うつ状態の緩和や不安の減少などの効果が実証されています。
マインドフルネスのやり方は、
あぐらなどで座り、目を閉じて、
呼吸に意識を向ける。
もし他の事を考えてしまったら、また呼吸に意識を戻す。
「今この瞬間」に集中する。
これを続けることで、集中力がアップし、頭が冴えるというものです。
そんなマインドフルネスを、気軽に生活に取り入れられるのが「マインドフルネス家事」!
たとえば、料理をするとき・・・
手に持った大根の温度や感触
ネギを切ったときのツーンとした香り
フライパンで炒め物をするときの ジュージュー という音
こういった五感で感じるものに意識を集中させるのです。
なるほど!
これなら気軽にできそうじゃないですか?
家事のときって、ついついYoutube聴きながら作業したり、
このお皿を洗ったら、子どもをお風呂に入れて、あれやってこれやって・・・と考えてしまったり、
なかなか今やっている家事に集中することってなかった!!
五感をフルに使って家事してみるのもおもしろそう!!
と、思ったのでできそうなときにはやってみます。
おもしろそう!と思った方は是非やってみてくださいね