中学校はそろそろ定期テストの時期。
学校によって時期は違うのですが、
今日もテスト直前の生徒さんがやって来ました。
国語の試験範囲に「プリント」の文字が。
生徒さんに訊いてみると、
教科書とは別に担当の先生が用意した、
説明文の読み取りのようです。
で、その説明文の結論が、さっぱり分からないとのこと。
うーん早く言ってくれよ~と内心思いながら読んでみると、
あれ?
すっごく分かりやすいじゃん、この説明文。
生徒さんを前にして、3~4分でとりあえず読む流れとしては、
①説明文・論説文だから、まず最初に「話題」が書かれているはず。
これが分からないと、何の話かも分かりません。
②説明文・論説文なら、おそらく最後の方に要旨(まとめ・結論)が書かれているはず。
ただし、要旨・まとめ・結論は最初に書かれている場合もあるので注意。
今回は、どうやら最後の方に書かれているようでした。すると・・・
あの言葉キター!
③「このように」の後は「まとめ」
そうです。「このように」が出てくると、
この後はまとめに入るぞ!と直感します。
案の定、「このように」の後に結論が書かれていました。
ざっくり結論が分かったので、
読み飛ばした途中の説明部分を改めて読み、
結論の裏付けをする、といった感じで3~4分です。
塾に行かないのに国語が得意なお子さんは、
「このように」の後は「まとめ」が出てくる、といったことを
誰に習うでもなく、感覚的に自然に理解していることが多いようです。
しかし、「このように」→「まとめ・結論」といった流れを
理解していない生徒さんは少なくありません。
もちろん、上述の生徒さんにはよく説明しておきましたが・・・。
とにかく「このように」が出てきたら、ピンときてほしいものです。
余談ですが、
以前、接続語と指示語について書きましたが、
厳密に言うと「このように」は、そのどちらでもないようです。
「この」の部分は指示語ですが、
連体詞「この」+助動詞「ようだ」の連体形「ように」、と考えたり、
一語の形容動詞「このようだ」の連用形「このように」、と考えたり。
ただ、前後の文をつなぐ役目はありますので、
「まとめの接続詞」のひとつとする考え方もあるようです。