「一方、日本国内の森林は過疎化や林業の衰退によって、手入れが行き届いていません。日本の国土面積に対する森林の割合(森林率)は67%で先進国では第2位ですが、それだけの森林資源を持て余している状態なんです。特に日本の森林面積の4割を占める人工林は、もともと人が木材として利用するために植えたものですから、人の手で定期的な手入れをしないと徐々に荒廃していき、倒木や土砂崩れが起こる可能性も高まります。そこで、私たちは余分な木を間伐したり枝打ちすることで森林をメンテナンスし、そこで生まれる間伐材を割り箸に加工しています」

もともと、森林保全の役割は林業が担っていたんだけど、国産材木の需要が減ることで
林業が衰退し、その結果、日本の森林は荒れ放題ってことになっているらしい。
ちなみに最近では割り箸以外にも家具や文房具、カートカン(飲料用の紙容器)などにも間伐材が利用されるようになってきたとか。なるほど。手付かずだった間伐材が商材として流通すれば、間伐は促進され、それが森林の保全につながるというわけだ!
つまり、国産の割り箸を積極的に使い林業を活性化させることが、新時代のエコ。
マイ箸ならぬ“マイ割り箸”を持つことが、エコモテにつながるぅぅぅ! というわけだ。

よ~し、ボクもJUON NETWORKの森林ボランティアに参加して、
国産割り箸を大量にゲット→“地球にやさしい男”としてモテまくってやる!
レッツ・エコ~~!
「この割り箸は、日本の荒廃した森林を整備する過程で生まれた、“間伐材”という本来なら捨てる木を使用して作っています。つまり、放置された森林を手入れすることで、“環境を守るために”作られた割り箸だということもできるんですよ」

ん? えーと…。そもそも、割り箸を使い過ぎだから森林が減少してるんじゃ…?

「現在、日本で使われている割り箸は年間260億膳近くですが、そのうちの98%は輸入されていて、なかでも99%を中国からの輸入に頼っています。中国では現在、国土の砂漠化が問題になっており、その意味では割り箸は森林資源を消費しているといえるでしょう。ただし、中国で割り箸生産に使われる木材の量は、同国の全木材使用量のなかではそれほどの量ではないともいわれています」

なるほど割り箸は、安価な中国産の独走状態だったのだ!
調べてみると、いま中国では年間400億膳もの割り箸が生産されているらしい。
現在では日本以外にも日本食店がある韓国など各国に輸出され、
中国国内でも使用習慣がグングン広まっているんだとか。
ある日のランチタイム。今日も女たちが
弁当を持ってボクの周りにハーレムを作る。
ボクはおもむろにポケットから細く、長く屹立した“エコ割り箸”を取り出す。すると女たちは瞳をしっとりと潤ませてソレを凝視するのであった…みたいな! あぁ、たまんね! モテモテだよ、お母さ~ん!
初回から完璧なイメージが描けたところで、さっそく環境に良い割り箸とやらを検証しにいってみよう。

そう、今回のキモとなるのは“環境に良い”と噂される幻のようなモテ割り箸だ。
が、しかし。割り箸といえば、森林破壊の元凶であるといわれていたハズ…。
とすると、それはよほどかっこいいエコな割り箸に相違ない。

そこで僕は、その割り箸の開発に携わっているというNPO法人、
「JUON(樹恩)NETWORK」の事務局長、鹿住貴之さんを訪ねてみた。
「おじさーん、モテモテになる割り箸く~ださーいな~」
「モテモテ? …うちで作っている“樹恩割り箸”ならありますけど」
あっさりゲット! だけど、グフフ、これ!?
つか普通すぎて全っ然、モテなそうなんですけど