頭で考えていることと、体が感じていることには
けっこう乖離(かいり)があると思う。





普段、頭で思考してばかりで、感情や感覚に蓋をしている人ほど、きっと乖離が激しいと思う。





逆に感覚が研ぎ澄まされているほど、体の声に耳を傾けることができるんだろう。





例えば、恋愛。





数年前までの私は、恋愛を頭で思考していたので、相手に求める条件は「同世代くらいで、年上は最悪でも5歳くらいまで。基本的に年上は嫌。」という条件だったんですが、





頭で思考しなくなった現在、私が今好きな人の年齢は、なんと約20歳も年上なのです。





その人の近くにいると、なんだか体が
ドキドキするような、ホッとするような、距離が近くなっても、嫌悪感も拒絶反応も湧かない。むしろスっと受け入れられるような感覚。





年上が基本ムリだと思っていたのは、頭の中の思い込みだけだったようです…





それだけ、今まで頭で恋愛を考えてきたのでしょう。





でも、案外そういう人けっこう多そう。





今では恋愛というテーマにおいては、昔の頭の思い込みから解放されましたが、仕事というテーマに関しては、まだまだ謎が究明できていません。





この仕事に対する思い込み、きっとたくさんあるんだろう。






「自分はこれが好きだからこの仕事をやりたい!」
とか「こういうのは向いてない」とか。
でもやってみないと分からない。
「好きだからやりたいと思っていた仕事が、別に大してそうでもなかった」とか「向いてないと思ってたら、実は向いてた」とか。





これから私は、仕事のテーマに向き合うと決めました。