こんにちわ!
訪問ありがとうございます
エクボの住んでる川崎は本日雨です
なんだかこんな日はJAZZでも聞いてまったり過ごすのが幸せですさて、第1章の続きです。
第3のワンコとの出会いは私の人格成形、今後の人との関わり方を
大きく変化させてくれました。
私はそれまで、保育園でいじめっ子に苛められていて
消極的な幼少期を過ごしていました。
貧乏ながらに私に可愛いチェック柄のピンクのワンピースを母親がやっとの思いで
買ってくれ、お気に入りになったワンピース・・
ワンピースを着て遊んでいると、いじめっ子に
『貧乏の子がピンクのワンピースなんて似合わない!!』
と言い、ビリビリに破かれたときショックと母へ申し訳なくなり泣きながら家へ帰りました。
そこで姉の登場です^^
年の離れた姉が私が泣いて帰ってくると
相手の家へ殴り込みに行ったのを今でも覚えています。
年の離れたこの姉の後ろにずーっとへばりついて生活していた
消極的で内気な女の子でした。
そんななか長女の友人宅で子犬が産まれた
と言い、両親の了承なく姉が子犬を一匹連れて帰って来ました・・・
とても小さなメスのワンコ。
まだ母親のミルク臭さが残る
つぶらなお目目の小さなフワフワなワンコ。
名前は『チョロ』に決定。父親がつけた名前でした。
チョロは今思うとチワワとパピヨンのハーフだったとおもいますが
とても小さなワンコは、すぐに私の一番の親友になりました。
公園で遊んだり、一緒にお風呂に入ったり。
もちろん寝るときは私の布団の中。
手枕で寝てくれました。
チョロはいつも私と一緒に居てくれ、泣かされて帰ってくると
一目散に慰めに来てくれたり、その頃になると母親は外へ働きに出ていたので
かぎっ子の私はチョロに会いたくて急いで家路に着く毎日。
そんなチョロは私が
中学3年生のとき両親の不仲が続き
両親の喧嘩の声、殴り合いの場面を見て人間不信になっていた時
ゆっくり私の膝に乗り、私の目を見つめ
『そばに居るから大丈夫だよ・・・』
と言っているかのような顔をし、ペロペロ舐めてくれました。
このときチョロは12歳。
人間の言葉もよく理解してくれる
頭の本当にいい子になっていました。
よく犬はせいぜい5歳位の知能しか持たない
とか言われますが、そんな事チョロにはありませんでした。
私より大人な態度を取ってくれるチョロ。
海へ遊びに行くときも
山へ行くときも
川へ釣りに行くときも
開発前のお台場へドライブに行くときも
常に一緒に行動していたチョロ。
高校1年の9月6日。
チョロは病気の為息を引き取りました。
この日は母と2人で吉祥寺まで
買い物に出掛けていました。出掛ける際
『チョロ、少しの間待っててね。すぐに帰ってくるよ。』
そう言い、既に寝たきりになっていたチョロに後ろ髪を引かれながら
買い物に出掛けました。
買い物から帰ってくると
尻尾をブンブン振って、かすれた声で喜んでくれました。
その日の夜
何となくチョロと一緒に寝たくなり
寝たきりだったチョロを布団へ抱えて連れてきました。
30分程チョロとおしゃべりをして
『もうねんねだよ』と話しかけると
急に息が荒くなり、苦しそうな声をだしてきます。
直ぐに両親を呼び
両親と私で泣きながらチョロの名前を呼び続けました。
足をバタバタさせ・・最後小さな小さな声を漏らし、
チョロは13年間の生涯に幕を閉じました。
まだ温かいチョロの体を
何度も何度も撫で
何度も何度も名前を呼び
戻ってきてと言っても
もう息を吹き返す事はありませんでした。
結婚して嫁いでいた姉達へも連絡し
泣きながら姉が戻ってきたのを
今でも覚えています。
一番の親友。
一番の理解者。
一番の心の支えだったチョロ。
チョロが亡くなってから私はペットロスになりました。
高校へも行けなくなり、休みがちに。
登校できても、誰とも話せない。
ずーっとチョロに支えられていたのに
もうそのチョロは骨になってしまった・・・
学校でも涙を流しながら、周りの友人には心配され。
直ぐに早退。
帰りの電車の中でも嗚咽を漏らして泣いている。
頭の中はチョロの事で一杯でした。
もっと沢山遊んでやれば良かった・・
もっと美味しいのを食べさせてあげれば良かった・・・
もっと公園へ連れて行ってあげれば良かった・・・
もっと・・・
もっと・・・
ずーと自分を責め続けました。
チョロの骨壷を抱きながら
話しかけたり、布団に入ったり。
チョロの優しい目が見たくて
チョロの体に触れたくて
チョロのお腹を撫でたくて・・・
骨壷を開けると
そこには白い灰になったチョロしか居なくて。
大泣きし
自分を責め続けました。
まだ私がペットロスから
抜け出せていないとき
両親は離婚しました。
もう、どうしていいのか分からなくて
毎日泣いて過ごす日々でした。
しかし
ある日
夢を見ました。
チョロが死んでから
一年後。
初めてチョロが夢に出てくれたのです。
会いたかったチョロが直ぐ近くにいました。
私はチョロめがけて走り寄っていくのに
チョロは怒っています。
分かるはず無いのに、チョロが
『最近のエクボはエクボらしさが無くなった。』
『だから私はエクボが嫌いになる!』
『前のような笑顔を私に見せて!!』
チョロが怒りながら私にそう言いました。
ふと目が覚め
泣きながらチョロに謝りました。
今でもチョロの事を思い出すと
涙が出てしまいます。
このチョロと出会えたお陰で
内気で消極的だった私が、社交性を持てるように
なったのです。
世の中にはたかが犬
と、おもう方も居るとおもいます。
決してその考えを否定する気もありません。
だって
私はチョロに救われた。
チョロが私を守ってくれたと
今でも感謝の気持ちで一杯になるのです。
未だにエクボ家では
チョロは偉大な存在として奉られています^^
ペットロスからやっと抜け出せ
元気一杯なエクボが取り戻せたのです!
ペットロスになって
初めて人のこころの痛みが分かる人間になれました。
と
なんだか訳の分からない内容になってしまいましたね・・・
次回は現在我が家で溺愛中のワンコのアレルギーについて書こうと
思います。
チョロの時のような
もっと・・・○○してあげれば良かった・・・
と思わないためにも!
もちろんアレルギーで苦しい思いを
してるのはワンコ本人?(本犬?)なのでその苦痛を
少しでも和らげてあげれるように!
次回から本題に突入します^^
とっても読みづらい文章を最後まで
お読みいただきありがとうございます。
なにかコメント欄に残していただけましたら幸いです