みなさんは"自分の香り"を持っていますか?
また、自分の香りがどんな物か自分自身で知っていますか?
"香り"というのは不思議な物で、人の心。つまり感情を左右させる事ができます。
ここでお話する"自分の香り"とは決して愛用する香水に関する事だけではありません。あなたが生活するうえで、あなたに着いてくる香り。もちろん香水もその1つですが、それも含めたあなた自身のオリジナルの香りについてお話しします。
自分自身の香りは、なかなか自分自身では気づきにくい物です。
例えば犬や猫を飼っている方、ふだん自分のペットと一緒に過ごしていますからなかなか気づきませんが、意外にも人には気づかれる、独特の香りがします。
タバコを吸うお友達がいる方、そのお友達の服などに着いた香りはお世辞にも素敵とは言えないかもしれません。
職業柄、例えばネイルサロンで働いている人はほのかにマニキュアの香りが。飲食店で働いている人はおいしい香りがするのもまた事実です。
人の家にお邪魔すると、その家独特の香りがしますよね。でも、自分の家では自分の家がどんな香りなのかなかなか気づかない。
人それぞれの香りがあって、ほとんどの場合、その香りを感じるのはあなた以外の誰かです。
香水は香りのおしゃれをする際に1番手っ取り早い方法ですが、使用の仕方によって相手に与える印象が変わります。
むせ返るようなほどの香りは相手に不快感を与えますが、その香りの量に自分自身が慣れてしまうと、その香りのきつさに気づかなくなってしまいます。
あなた自身の香りと香水の香りがマッチしないと、どんな良い香りの香水でも一気に深いなものになってしまいます。
例えば、普段部屋でお香やキャンドルを使っていて、持ち物や服にしみ込んだ香りはオリエンタルなのに、使っている香水は甘いフローラルの香り。
これでは、花柄のスカートにチェックのシャツをあわせてきているような物。
お気づきの通り、香りもコーディネートするもの。だと言う事なのです。
香りの発生源は様々な所にあります。
普段使うシャンプーやボディーソープ。ヘアオイルやクリーム・化粧品・香水・歯磨き粉・嗜好品などなど。
部屋の芳香剤やキャンドル・お香・洗濯洗剤や柔軟剤。デオドラント系のものからさまざまなものが、あなたの香りを作り出す要素です。
個々の香りがどんなに素敵でも、マッチしていて相性が良くなければ、どれかが何かにかき消されてしまいます。
実際にはご自身の好みの香りのものを選んでいるでしょうから、まったくバラバラということはないと思うのですが、冒頭にも書いたように、自身に付ける香り(香水やシャンプー等)と、お部屋に使う香りが全く違う物な方は結構います。
ご自身のお部屋の香りは、決してお部屋の中だけの物ではなく、知らない間に外に持ち出しています。
あなたのお洋服や鞄に一緒に着いてきてしまうのです。
とくに気づかないのが鞄。
今、ご自身の鞄の中のにおいを嗅いでみてください。
予想通りの香りがしましたか?ご自身が思ったとおおりいい香りがする鞄を持っている方はなかなかいないと思います。
香りのおしゃれというのはかなり難しいです。お洋服のように目に見える物ではないですし、自身で試行錯誤をしないと良い組み合わせがわかりません。
個人的な感想ではありますが、心地のいい香りを持っている人はファッションにとても気を使っているように感じます。一方で、どこか違和感のある香りのする人は、その人のファッションの中に"手抜き部分"を見つける事ができます。
素敵な靴なのに汚れていたり、使い慣れているからと一っていつも同じ鞄をつかっていたり、見えてないから問いって下着がバラバラだったり。
私の2人の友人を例に挙げてみましょう。
2人ともおしゃれで素敵な人ですが、例えばAさんBさんとして、Aさんの方が素敵度は上です。
2人ともタバコを吸います。一人暮らしをしていて、愛用の香水もそれぞれ持っています。
Aさんは犬を飼っています。丁寧にお世話をしていて、彼女の部屋でペットの臭いを感じた事はありません。
Bさんはペットはいませんが、室内喫煙者です。彼女は沢山のお香を部屋でたいていますが、タバコの臭いを消す事はできません。
Aさんは1日1箱のセミヘビースモーカーですが、いちいちベランダに出てタバコを吸います。
Aさんはタバコの後にタブレットを噛むか歯磨きをしますが、Bさんは香水をかけます。
Aさん曰く、自身からタバコの臭いを感じた事はないそうなのですが、他人がどう感じるか気になるそうです。一方、Bさんも同じくタバコの臭いは自分からは感じませんが、それに気をつける訳でもないと言った感じです。
香りはその人の見た目よりも、声よりも、ずっとずっと人に覚えられる物です。自分の香りとは、自分自身のことを相手に最も強く認識させる要素です。
その香りで損をするのはファッションで失敗するよりもずっとずっと残念です。
自分の香りを探し出して、自分という個性をアピールできるようになりましょう。
お部屋の臭いとして、お香やキャンドルを例に挙げましたが、私が実際やっているちょっとしたテクニックをご紹介します。
ご自身が普段使っている・又は好きな香りの香水を、ティシュペーパーなどにしみ込ませます。けっこうたっぷりとしみ込ませてだいじょうぶです。
それを醤油皿程度の小さいお皿にのせ、タンスやクローゼットの中に置いておきます。
1~2週間は持ちますし、服に十分に香りがつきますから、香水の付け過ぎを防ぐ事もできます。
脱ぐ機会の多いコート類や、先ほどもいったように気づきにくい鞄などにも香りが写りますから、効果的です。
ぜひ試してみてくださいね。