伝説の喫茶店 | 真・アブさん日記改め不定記

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花のトイレはピコレット

私の記憶が確かならば、この店に初めて来たのは幼稚園入園前の事。

 

確か、近くに在ったウエノユーマートに行った帰り道だったような覚えがある。

当時の自宅とは逆方向ではあるが、若かりし頃のお袋に連れられて行ったのであろう。

覚えがある喫茶店は、そのウエノユーマートの中二階に在った喫茶店と今回訪れた店、それとそこから東に向かい少し北に行ったトコに在った名前を失念した喫茶店だ。

 

お袋は若かりし頃、新宿三光町で住み込みで働いていたらしく、収入を映画とジャズ喫茶につぎ込んでいたと云う話を聞いたことがある。因みに親父は遊び場を地元のグランドキャバレー街をホームとし、駅近くの大衆酒場を根城としてたり等々っとそのDNAは息子である自分に脈々と受け継がれてるのだ!!(笑)。

因みにグランドキャバレーは、如何わしい店でなくビックバンドの演奏や社交ダンス等々を楽しめる健全な方のやつですから悪しからず。

 

前置きが長くなったけど、コレから本題に入りますよ。

 

 

 

ロベリヤ。

昭和42年創業で、今年で何と56年になるのです。

昔は、不良のたまり場と化してた時期もありましたね。

 

 

 

朝7時30分から開いてます。

素晴らしい!!

 

建屋に関しては実は2代目で、この建屋になってから20年経つそうな。

 

 

 

ロベリヤと云えばこのマークとロゴ。

昔から変わってません。

店頭を掃除していたマスターに迎い入れられイザ入店。

 

 

イイですね~布のお絞り。

昭和感満載!!

 

 

 

このガラスがまた良い。

席はTHE昭和喫茶的なのでナウいヤングがオールドチャンネーやオールドボーイになった今でも違和感なく過ごせる空間に思えます。

 

メニウを眺めオーダーっと、メニウ撮り忘れましたが、定食類が豊富なのも昭和喫茶の特徴ですね。

今時のカフェみたいなワンプレートとかではなく、THE定食食器は洋食という絶滅危惧種のスタイル。

コレは雰囲気だけで味わうだけでもかなり価値があるような気がする。

我々世代以上には懐かしく我々世代より下には新鮮な趣なのかもしれない。

 

 

 

相方が注文したホットケーキのセット。

メイプルシロップとバターやマーガリンの伝統的スタイル。

 

 

 

ホットケーキと云えば、メイプルシロップ手に入り難い時代だと、蜂蜜や謎のシロップが一般的でしたね。

 

 

 

あれ?け~やんさん。

相方の分を横取りしてますよ。

 

 

 

コチラがけ~やんのオーダー。

玉子サンド。

パン自体も美味しいとご満悦。

 

 

 

それと生バナナジュース。

店内に響き渡るミキサーの音。

これぞ昭和喫茶の醍醐味。

 

これもかなり気に入った様子。

 

 

 

見てください。

このサンドの厚み。

 

 

 

私は正統派で、モーニングセットを。

 

 

 

トースト、卵、サラダ、それと珈琲、

絵に描いた様なモーニングスタイル。

ナイス!!ナイス!!エクセレント!!

 

 

 

それと、昭和喫茶と云えばコレ。

スパゲティーナポリタン。

スープとサラダも一緒に提供されます。

 

こりゃ~外せないでしょ?と云いつつ、私はナポリタンを頼む事は98%無いのです。

強いて云えば、今は無きコーナーカフェ位で他では先ず頼む事が無いメニウ。

 

 

 

具は、玉ねぎ、ピーマン、それとソーセージ。

ソーセージかベーコンかハムかは意見が分かれそうだけど、ここではソーセージスタイル。

んもでってお味は?

こりゃ~美味し!!酸味も少なく絶妙な味わい。

酸味が嫌いな訳ではないけど、麺とソースの絡み具合が素晴らしい!!

ジャンジャン食えそうな味ですよ。

 

いや~久々に優雅な朝食時間を過ごす事ができました。

 

マスターとママの話では、もう少し店を続けるとの事。

こりゃ~しばらく安心して行くことが出来そうだ。

 

 

 

今では貴重な昭和な喫茶。

末永く続けて欲しいものです。

 

相方もけ~やんも大満足。

また行こう!!