ロシア映画です。
パッケージというのは
恐ろしい。
悪い意味でも良い意味でも。
パッケージは巨大ロボットに
立ち向かう一人の女性と
その足元にすがりついてる少年の
絵。
なんやパシフィックリム的な
トランスフォーマー的な
アクション映画かいな。
否。
子を思う母親の愛。
そうこの世でもっとも強く
そして永遠不滅の力。
「母親の愛」を描いた
とても素晴らしい作品です。
2008年に実際に起きた
ロシアとグルジアの紛争をテーマに。
戦地に残る息子を救うため
激戦地へと乗り込むシングルマザーの
奮闘をロシア軍の全面協力による
実際の兵器を使用した迫力の戦闘シーン
でおくる「親子」の物語。
妄想癖のある少年。
その少年の目には驚異の存在は
全てロボットに見えてしまう。
激戦地の兵隊や戦車等が
少年の目から見ると
悪いロボットに見えてしまうんですね。
その設定を上手く使って
実際に起きた紛争を
少年の目から母親の目から
描いているわけです。
もうね。とにかく見て欲しい。
ほんでこれディズニー映画でも
おかしないと思えるぐらいなんです。
ちょっとチャラいおかんが
後半とても素晴らしい母親の
姿になってるのも心打たれます。
嫁ちゃんが言ってた
「戦地を渡り歩くには
やっぱそこそこ綺麗やないと
あかんな」
というのも見てもらったら
すごくわかると思います。
母親でも
母親じゃなくても
大丈夫
見てみてください。
