MANIC STREET PREACHERS
/ マニック・ストリート・プリ―チャ―ズ
「GENERATION
TERRORISTS
/ ジェネレーション・テロリスト」
1.Slash N' Burn / スラッシュ&バーン [3:58]
2.Nat West - Barclays - Midlands - Lloyds
/ 公開死刑宣告 [4:32]
3.Born To End / ボ―ン・トゥ・エンド [3:55]
4.Motorcycle Emptiness / 享楽都市の孤独 [6:06]
5.You Love Us / ユ―・ラヴ・アス [4:17]
6.Loves Sweet Exile / 亡命 [3:29]
7.Little Baby Nothing / リトル・ベイビー・ナッシング [5:22]
8.Repeat (Stars And Stripes) / リピート(US) [4:09]
9.Tennessee / テネシー(虚無主義者の歴史) [3:05]
10.Another Invented Disease / 新奇病 [3:24]
11.Stay Beautiful / ステイ・ビュ―ティフル [3:10]
12.So Dead / 屍 [4:28]
13.Repeat (UK) / リピート(UK) [3:09]
14.Spectators Of Suicide / 集団自殺の傍観者達 [4:39]
15.Damn Dog / 呪われた犬 [1:52]
16.Crucifix Kiss / 聖なる接吻 [3:39]
17.Methadone Pretty / 告発~人間のクズ [3:55]
18.Condemned To Rock 'N' Roll / 殉死-R&Rにに呪われた 死刑囚達- [6:07]
[BONUS TRACKS]
19.A Vision Of Dead Desire / 死の展望 [3:13]
[TOTAL TIME]76:45
1992年発表
<CHARTS>
全英13位
"You Love Us" 全英62位
"Stay Beautiful" 全英40位
"Loves Sweet Exile" 全英26位
"Slash N' Burn" 全英20位
"Motorcycle Emptiness" 全英17位
"Little Baby Nothing" 29位
●Epic / Sony Records
¥2300 (税抜価格¥2233)
(ESCA 5530)
解説・歌詞・対訳 付
<解説>岩見吉朗
<対訳>児島由紀子
*CD帯 キャッチ・コピー*
「噂の "解散" デビュー盤! <日英同時発売>
日本盤のみボーナス・トラック追加収録!」
🖊
「「30曲入りの2枚組アルバムを1枚だけ作って終わりにしたい。それを世界中でナンバーワンにして俺達は解散する。
やりたいことはそれだけだし、これだけを目的に今まで生きてきたんだ。ナンバーワンになって解散、そうじゃなきゃ駄目なんだ。上手くいかなかったその時も解散だ。いずれにせよ、アルバム1枚出したら俺達は終わりさ」
「その解散宣言以降、彼らの言動は失うべきものを持たない人間の強みか、極めて暴力的急進的破滅的な色彩で塗り潰されていった。
「ピークが過ぎても生き残ってるバンドはロック・バンドなんかじゃないし、人々もそう認めてやるべきじゃない」
「ジョン・レノンは、何も変えることの出来なかった失敗の象徴として引用したんだ」
「俺達は、過去のロック・カルチャー全部に対する不信感、幻滅感から全てが始まっている」
「ドラッグについて、偉そうに常識論をぶつ奴等には全く興味がない。グショグショになって死んじまわない限り、俺達の興味の対象にはならないんだ」
「現役で認めるバンドはガンズ・アンド・ロ―ゼズとパブリック・エナミ―だけだ」
「ガンズ・アンド・ローゼズは1600万枚も売っているのに、ストーン・ローゼズはたかが100万枚も売っていない。
レコードもろくに売ってないバンドは持ち上げられるべきじゃないんだ」
「こうした暴言乱れ飛ぶ最中、解散宣言に続いて彼らの名を世間に大いに知らしめた、かの「4 REAL」事件が勃発する。事件はNME誌の記者が、リッチーをインタビューしていた際に起きた。何を話しても、自分達への疑いを捨てようとしないその記者の面前で、何とリッチーはカミソリで自らの左腕に「4 REAL」と刻み込んだのだ。自分達が本物であることを納得させるために、17針の大怪我である。」
「このように向かい風ばかりが強かった彼らだが、サードEP
"ユ―・ラヴ・アス"がインディー・チャート1位になったあたりから状況は好転し始める。弱小レーベル「ヘヴンリ―」からメジャーの「コロンビア」への移籍。その移籍第1弾EP "ステイ・ビュ―ティフル"が英ナショナル・チャート最高40位。続くEP "亡命" は26位と徐々に彼らの支持基盤と言えるものが出来上がっていった。」
「そして遂に完成した彼らの最初で最後のアルバムが今作である。まず取り敢えずインフォメーションを列挙しておく。
映画「タイムズ・スクエア」の挿入歌のカヴァーであるTRACK 15 を除く全曲が、作詞=ニッキー&リッチー、作曲
=ジェームス&ショ―ン。既発曲の新バージョンとして収録されているのが TRACK 5,8,9,11,14。TRACK 9,はパブリック・エナミ―のハンク・ショックリ―のリミックスによるもの。TRACK 7,はあのポルノ女優、トレーシー・ローズがゲスト参加。ジェームスとのデュエットを聴かせてくれる。」
「曲目表を一見して気づくが、30曲入り2枚組という公約が、いきなり反故にされている(イギリスのアナログ盤は、一応2枚組だが)。」
「彼らの解散を疑いのない前提に本稿を書いたわけだが、予告は予定であって決定ではない。前言を覆して解散はしない、などという事態は当然考えられる。だがそうなっても、私は一向に構わないとおもっている。その場合、私を含むマニックスのファンがそれまでその音楽に抱いていた感動がクズになるわけではなく、マニックスというバンドがクズになるだけなのだ。万が一そんなことがあったら、マニックスが日和ったのには笑っちまったぜ、とみんなで言いましょう。それがこのバンドに対する礼儀であるはずだ。」
岩見吉朗(アルバム解説より)
私のオススメ曲
Little Baby Nothing
Motorcycle Emptiness
私のオススメ度
★★★★★
マニック・ストリート・プリ―チャ―ズのファースト・アルバムは、メロディアスなハード・ロックです。
もっとパンクっぽい音を想像していたので、意外でした。
曲はどれも覚えやすく、演奏やヴォーカルも良いのですが、不思議と好きになれません。
全体的に、こなれすぎていて生真面目すぎるため遊び心がなく、面白みに欠けます。
しかし、収録曲の中で「リトル・ベイビー・ナッシング」は際立って素晴らしく、このアルバムやバンドの価値を高めていると言えます。


