「17:ICT機器が読み上げてくれる教科書」では、デイジー教科書について少し紹介しました。

 

そのページの最初の方で、文科省の音声教材にかかわるサイトのリンクを張りました。この中に、東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)の紹介があります。先端研では、読むことをサポートしてくれるAccessRading を運営しています。先月から、AccessRading のサービスに「文章にルビを振る」が増えました。

 

ネット上のデータも含め、コピー&ペーストした文章に、ルビを自動的に振ってくれます。すごいなと思ったのが、

  ① ルビを振る段階(学年)基準を選べる

  ② 3パターンのルビ振りを同時に作ってくれる

     ア:爽快(そうかい)な気分←漢字(ルビ)

     イ:そうかいな気分←ひらがなに置き換え

     ウ:そうかい

        爽 快 な気分←漢字の上にルビ

  ③ ②の(イ)のパターンは、分かち書きにできる

という機能が付いていることです。

 

AccessRading のルビ振りサイトは

文章にルビを振る (accessreading.org)

AccessReading のトップページは

AccessReading   です。

この3つのルビ振りパターンの紹介を見て、漢字の上にルビを振ることしかなかった、自分の頭の固さを感じてしまいました。