バタフライエフェクト

 

蝶の羽ばたきが地球の裏側では竜巻を起こす というカオス理論を象徴する言葉である

 

私たちの日々の些細な行いが、実は後々おおきな事柄としてあらわれてくる

 

わたしの自分自身の小さな小さなその瞬間の欲望は

その場で解消されたら終わりではなく

 

実は明日かもしれない

1年後かもしれない

10年後かもしれない

 

”ある日”に対して大きな影響を与えている

 

 

でも人間はおろかである

 

頭では理解しているが目の前の快楽から逃げることができない

 

逆をいうと

 

 

苦しいこと、つらいことから簡単に逃げ出すことができる

 

その日その選択をした私が

 

 

きたるその日の私を作っている

 

 

たくさん人に言えない事ばかりしてきた私

 

自分の表の顔を保つために

裏の顔を持ってストレスなど解消する

 

そのことが自分を支えていると

思っていた

 

でもそればかりしていると

 

表と裏の顔のギャップが大きくなりすぎて

どちらの自分を信じてあげたらいいのか

 

自分に戸惑いが生まれ始める

 

 

どこから

始まったのかな

 

思い出せない

 

ただ

生まれて初めて快楽を覚えた日は

鮮明に覚えている

 

 

あの子がマンションのごみ置き場にあった

アダルトな本を一緒にみよう

と声をかけてきた日

 

ちょっとしめっていたあの本をあの子がめくった

 

なぜだかわからない

その行為がどんなものかもしらない

 

なのに

私自身も異様に、、静かに興奮したのを覚えている

 

 

しかも少しマニアックだった

触手が夜中に女性を犯すという

 

たまたま開いたぺージがそれだっただけなのだが

 

 

それから22年が経った今

確かに自分が興奮するのはおもちゃを使ったりするシチュエーションであるのを考えると

 

 

この時わたしの性癖はある程度方向性が決まってしまったのかもしれない

 

あの日以来何度その触手のページを読んだ事か

 

 

もちろん他のページもみたが

最終的にそのページに戻って興奮するのであった

 

 

小4の夏だった

 

それ以来、あの子とお風呂に入った時は触り合いっこしてた

女の子同士で。

 

 

私は今のところ男の人が好きである

 

でももしかしたら快感を得れるならどちらでもいいのかもしれない

 

私自身に快感を感じさせてくれる相手なら

 

 

 

初めて男の人とその本と同じ行為をしたのは中3の秋 10月8日

友達の誕生日だったからこの先も忘れる事はないだろう

 

彼氏ではなかった

 

とにかくその行為をしたかっただけだった

 

 

相手は誰でも言い訳ではなかった

同じぐらいその行為に興味を持っている相手が良かった

 

たぶんここだ

 

 

この瞬間から今のわたしが始まったのかもしれない

特に抵抗はなかった 好奇心の方が強かった

 

なんの考えもなかった

 

 

 

ほら、今のわたしだ

 

 

結婚もなんも考えないでした

 

 

普通ぐらいにしか思っていない人と

 

 

 

できるタイミングだったからした

 

初めてのセックスも

初めての結婚も

 

初めてのキスだけは、、、、

いやあれも本当に好きな人だったのかと考えると

そうではなかったな

 

ただ一目ぼれのような、瞬間ぼれみたいな感じだったような気がする

 

 

それで好きかもーと伝えたら付き合えた

なんも苦労もしなかった

別れた時も気分だった

 

 

なんて浅い人生なんだろう

浅い浅いあさい。。

 

 

自分が浅くてたまらない

 

 

初めてのセックスから

私はちょっとずつちょっとずつ

 

浅さが増してきているのだろう

 

 

浅さが増すにつれて人から見えない存在になってしまうのかもしれない

なんの味もない、なんの特色もない

 

自分でさえ自分が見えていない

 

 

あんなにたくさんセックスしてきたのに

セックスもたいしたことない

 

 

いまこの文章を書いている事によって

いつかの私に影響しているのか

 

 

自分の浅さを知ることから

始めよう