今日のパリ1月13日
こんにちは パリお買付けサービス(パーソナルショッパー)29PARISです。
Astier de Villatte
読み方;アスティエ・ド・ヴィラット
日本語の読み方を知らなくても、字面をみたら
あー!と思った方
名前を知らなくても、この写真をみたら
あー!と思った方
も多いのではないでしょうか?
以前、いくつがブログを書いてきましたが、全部消えてしまったので復習がてら、
「アスティエ」とは何ぞや!を解説です。
これであなたも「アスティエ通」で、かっこつけて蘊蓄を語れます
1996年/創業;
Ivan Pericoli (イワン・ペリコリ)と Benoît Astier de Villatte (ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット)が、Astier de Villatte家の兄弟で構成されるグループ会社をつくり誕生しました。
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イワンとブノワはL’Ecole des Beaux-Arts(パリ国立美術高等学校、芸大のようなもの)で彫刻を学び、テーブルウェアの制作には全く知識がなかったのです。
彼らは、夜道で拾ってきたもの、またはEmmaüs(エマウス 慈善団体)、ヴァンヴの蚤の市などで見つけたものからインスピレーションを得て、学んだ彫刻技術をいかして、「夢のオブジェ」を作り始めたのです。
創業当時は、家でブノワ、マチルド(→のちにCarronを創業)、ジャンバプティスト(→のちにJBAdeVを創業)の家族総出で制作されておりました。特にアイデアは融合したり、時に才能は激しく衝突し、、、現在はイワンとブノワと他のコラボレーターと作品が作られております。
(※この兄弟の話も面白くて、またブログに書きます)
【こんなことも】アスティエの兄弟のマチルドさんのブランド、
Carron(キャロン)
と、ジャンバプティストさんのブランド(JBAdeV)
はどれもアスティエに雰囲気が似ています。
お買付けのご依頼で、「アスティエのこのカップが欲しいです」とご連絡頂いて、その商品がCarronだったり、JBAdeVの商品だったりすることも度々あります。
ま、そんなことは気にせず気になる商品がありましたらお気軽にご連絡くださいませ。お調べしてご連絡させて頂きます
↓
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1996年9月/メゾンエオブジェで注目される;1996年9月。パリ(郊外)で開催される世界で最も注目されるインテリアの見本市「メゾンエオブジェ」初出場。独創的な雰囲気で世界中から注文が殺到する。
2000年/店舗オープン;2000年、彼らはついに夢のブティックをサントノレ通りにオープンします。
ここは1788年当時ナポレオンの金細工師だったBiennais(ビエネ)がお店を構えていた場所でした。老朽化した店舗ですが、イワンとブノワは解体せずリサイクル材、古石、テラコッタタイル、当時の寄木細工の床、などで丁寧に改装しました。
また、注文数に対応できなくなったので、新しくマセナ大通りにアトリエを構えます。
2008年/香りに目覚める;日本の香料メーカー「高砂香料工業株式会社」の調香師であるフランソワ・カロンと共同で、嗅覚の世界ツアーオーデコロン、ハンドトリートメント、をテーマにした最初の香りのキャンドルのコレクションを発表します。 その後、非常に才能のある調香師の介入のおかげで、長年にわたってキャンドルコレクションが増えていきました。実は、ブノワとイワンは、ホームフレグランスの範囲を拡大することを熱望し、何百年もの間世界で最高の香りを作ることに特化してきた「淡路島」にも出向いているんですよ。
2015年/印刷物の販売;Astier de VillatteはSAIG印刷機を購入。彼らは出版社を立ち上げ、最初の本MaVieàParisを出版しました。
2018年/照明の販売;友人でありアメリカの照明デザイナーであるMerrie Schinderの協力の下、照明の製造を開始しました。彼らのアトリエの新しいスペースはシャンデリアの製造もしています。
2022年現在/2店舗で営業;現在Astier de Villatteはパリ右岸に1店舗、左岸に1店舗の2店舗で営業しております。
①右岸店パリ1区
173 Rue St Honoré, 75001 Paris
②左岸店パリ6区
16 rue de Tournon, 75006
看板犬のアヴリルちゃん。いつもフガフガ言っております🐶
これで、カフェしながら「アスティエ」の蘊蓄を語れるようになったと思います☺
店内の雰囲気はこちらの動画から
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