「俺たちチームだから」
浦大地が箱根駅伝でキャプテンとして率いる寄せ集めの学連選抜チームが
箱根駅伝でゴールしたあの日から7年。
山城は実業団タキタで走っていたが、足を故障し手術を受けたが
自ら課したトレーニングで太ももを痛めて2年レースから遠ざかっていった。
そんな折、タキタが業績不振から陸上部を廃部にすることを決める。
山城は自分のマラソン人生に幕を引くことを考え始めていた。
一方、浦は実業団を経て母校の城南大学陸上部の監督に。
今年の予選会で城南大は11位で出場ならず。
浦はオープン参加となった学連選抜改め学生連合と名を変えたチームの監督になった。
山城の状況を知った浦はかつての学連選抜のチームメイトに声をかけ「チーム山城」を結成し、「五輪記念マラソン」に出場できるように奔走する。
最初は拒んでいた山城だが浦に電話で「世話になるから」と告げる。
山城は復活するのか…。
今回は孤高のランナー山城くんが主役です。
浦くんが学生連合の監督になったので箱根駅伝の様子もあり、
孤高の山城くんが少しずつ変わっていく様子が描かれていて
この本も一気読みでした。
途中、山城くんと因縁の対決をした甲本くんもチーム山城に入ります。
で、なんと「チーム」で浦くんとデッドヒートを繰り広げた広瀬くんが今回、山城くんと走るのです。
ここも見どころです(≧▽≦)
チームII (実業之日本社文庫)
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