おばあちゃんが
亡くなった。
99才。
贅沢もせず
せっせとお金を貯めていた。
おじいちゃんも
同じくだったようで
2人はとても
仲が悪かったけど
せっせと
ケチケチ暮らしていたようです。
おじいちゃんは
残したお金を
あまり使わず
亡くなったようで
おばあちゃんは
その残ったお金のおかげで
10年間
老人ホームで暮らすことができました。
嫌いだった
おじいちゃんのお金で
天寿を全うした
おばあちゃん。
そしてどケチな
叔母夫婦。
そんなみなさんが
残した土地を
あたしがただ
居場所がほしいだけで
貰いたいと
思っています。
あたしはただ
海があって
人が少ない
静かな環境がほしいだけで。
てっきり母が
相続するのかと
思ってたら
母は手放すつもりのようです。
まーね。
建物は限界だし
なかなか来れないし。
維持費もったいないし。
そして母は
なにせ片付け魔
。
きっと
さっぱり
この街のものは
片付けるんだろうなと。
子供たちは
そんなに寂しくないみたいで
あたしだけ
なんかさみしいなと
切り替えができず。
あ
おばあちゃんの思い出…
いつも
曲がった腰で
入れ歯をしゃぶってた
おばあちゃん。
夕ごはんが冷や麦ばかりで
イヤだったなーとか
声やたら大きいとか
イワシのお刺身は
おいしかったなとか
人から
おごってもらう
「お」ご馳走
が
好きだったなーとか
おじいちゃんの
ボケぶりに
困り果てて
ホッカムリで
駅の待合室に座って
あたしと娘を待っていた
おばあちゃんが
1番
泣ける思い出です。
さて
やっとひとりになれた。
あたしやっぱり
ひとりが好きなんだなー。
あ
ひとりぼっちは
苦手です(笑)。
