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ジョリーのブログ

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以前長崎に、休日車でブラッと小旅行に出かけた際に、たまたまからすみの専門店があった。


以前から少し食してみたいと思っていたが、高級品、少しオヤジ臭いイメージもあり、食べたことはなかった。


ちなみにからすみとは、魚のボラの卵を干したもので、高級な珍味である。


店に入ると、桐の箱に大きなからすみが売られていて、高いものだと2,3万円していた。さすがに手が届かなかったが、ガラス台の上の方に、いわゆる形の悪い、小さいものがバラで安く売っていて、その中でも特に10センチくらいで色もあまり良くない物が、千円で真空パックで売られていた。


よし手が届く値段だし、買ってみるかと購入してみた。家に帰り、それを薄く包丁でスライスして、小皿に入れて食べてみた。程よい塩加減と干物特有のうまみ、卵の油加減が良くて、とても気にいった。


これはやはり日本酒が合うなっと日本酒が欲しくなり、安いパックの酒を徳利に注いで、レンジで燗にしてちびちび飲みながら、食してチープながらも少し高級なひと時を過ごしたのだった。


これから稼いで、料亭とかでいい物食ってやると思ったりもするが、なかなかね・・・(笑)

大学を卒業してうまく就職できずに、当時20代前半で、バイトをしていた僕は、うまく行かないいらだちと、焦りもありやや腐っていて、どうせなどと思いながら、電車で東京の某都市まで出てはパチンコ店に行っていた。


その店は、客層がサラリーマンが多く、勝てる台に座っていた人が、仕事のせいか移動することがあり、結構ハイエナにはいい店で、家から交通費も往復千円程度だったので、好都合だった。


時折勝っては、服などを買ったりしていたが、決して楽しくはなかった。他の同級生が、就職して社会人としてやっていっていると思うと、かなり劣等感を感じていたからだと思うし、やはり家でも、少し肩身の狭い思いをしていて、結構暗かった。


そんなある日、たまたま金券ショップを覗いてみると宇多田ヒカルのコンサートのチケットが一枚売っていて、昔聞いていたが、その頃は少し人気もやや落ちていたためか、定価に近い値段で売っていて、試しに行ってみようかなっと購入して、一人寂しく渋谷公会堂に行った。


コンサートはみんな座って聞いていて、丁度「Distance」のアルバムのツアーだったと思うが、代表曲はだいたい終わり、それなりに満足して、とうとう最後の曲が終わり、アンコールの声がかかっていた。


当然僕もアンコールを言っていたが、じゃあなんの曲が流れるかなと自然と考えていて、「そうだ光はまだ歌っていなかったな」と、「光だ」と思いながら、宇多田の再登場を待っていた。


するとステージのライトが明るくなり、演奏が始まった。やはり「光」だった。僕は当たったぜっと少し驚きながら、うれしい気持ちになって、満足して帰った。


暗い当時には、それは少し眩しい出来事だった。気持ちが本人に通じたかどうかは定かではないけれど・・。



【桜】

今年見た桜は、集団の美しさ、勢いだけを私に想起させた。


【滝】

自然が偶然作りだしている加速度は、その不自然さに気付いているかどうかは定かではないが、ひどく淡々としていた。


【山】

昔友人が、「山が見える景色はいいよね。」などと少し年寄りじみたことを言っていたが、今仕事に出かける際に、4階のドアを開けて眼前に広がる山々をみると本当だなっと少し思う。


【霧】 

山の中に車で登っていくと、どこからともなく雲のような濃い霧が立ち込めてきた。車を止めて、霧で前の見えない湿原の、細い板張りの遊歩道を歩くと、先の見えない今を連想させた。少し前に進んでいったが恐怖を感じて、すぐに引き返した。一人だったから。


【星空】

少しの街明かりでさえ、散りばめられた星々の可視できる数を激減させてしまう。そのハードルをクリアすると、僕は去年天の川に出会った。


【鯉】

鯉料理はめったに頂けないから個室なのか、なぜあんなにたくさん泳いでいるのに、ああも格式が高いのか。


【虹】

大きな雨上がりの虹が、だだっ広い大地に弧を描いている。俺は少しくねった道を車で走りながら、それを横目で見て、ボーナスだなっと少し笑った。