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284のブログ

埼玉県在住庭作りに夢中で寝不足気味の庭師です。茶庭、苔庭、坪庭、雑木の庭を中心に作っています。
自然の景色に少しでも近づくように日々勉強中です。

久しぶりにまとまった雨が降り渇ききって

いた植物や野菜達が喜んでいますね。

お久しぶりです。復活しました。

なかなか続けることが出来ないアメブロ…

気まぐれを通り越して年1回くらいのペー

スです。


先日埼玉県の小川町にある埼玉伝統工芸

会館にて5月31日(火)~6月12日(日)

の期間和紙を使う!作家18名による様々

な和紙の表現展に作家としてイベントに

参加しました。



造園家として参加して今回のテーマの

和紙を使う!ということで

造園家 × 和紙 × 竹のコラボで無い頭

を捻り苦し紛れに思い付いたのがこれ。


銘を茶筅型行灯と名付けました。

抹茶を点てる時に使う茶筅からヒントを得

て 竹を16等分に割り、和紙を巻いて

電気を入れたら完成。

工芸会館で作家として出展する手前、あま

り お粗末な作品は出せないよねと内心

ドキドキしていましたが、飾ってみると

思っていたよりお客様の評判は良かったの

で安心しました。



館内にモミジやカンツバキなどの緑を添え

て来場者をもてなすちょっとした スペース

が完成しました。


先程の茶筅型行灯は、ガラスの向こうでは

作家のギャラリースペースとしての作品の

展示。

会場入り口の庭としては

蹲踞の鉢明かりとして使われます。

作業中の風景でわかると思いますが、



行灯はガラスの向こう側にあります。

ガラスを挟んで両側に庭を作ることで

庭に奥行きも生まれ会場と庭がより一層

馴染みます。


会場を訪れたお客様の一人が

この植木はここに植わっているのですか?

と質問をしてきました。

嬉しいですね。この一言。


我々庭師としては、作ったその日から

もうすでに何年も前からそこに庭があって

馴染んでいるかの様に庭を作ることを

かなり意識しています。


木の表裏や寄せて植える木同士のバランス

又シダや草類、小石一石まで自然に逆らわ

ないよう何度も確認しながら配置し植えて

いきます。

もちろんここの会場の場合床はタイルなの

で土に植えることは出来ません。

ビニールシートで床を保護してその上に

根巻き、またはプランターの植木を配置

していきます。

この室内に庭を飾る作業は国家検定でも

あります室内園芸装飾技能士といった職種

の仕事になります。

現在では室内装飾の仕事はだいぶ少なく

なりましたが、見せ方次第ではまだまだ

可能性はある仕事だと思います。



まったく職種の違った作家さんとの

出会いによって生まれる新しいアイデア

やコラボ。

とても刺激的な2週間になりました。

出会うべくして出会う、人と人との縁に

感謝です。

また来年更に成長してここ埼玉

伝統工芸会館に戻って来たいと思います。