発達障害(自閉症スペクトラム、ADHD)の
新小4の息子を育てています、まろママです。
2026中学受験(予定)生。
とりあえず、中学受験以前の基礎スキルを
身に付けることを今は頑張っています😅
「できないこと」多めの親子ですが、
ゆるーく頑張っています♬
先日、祖母こと「偏食の師匠」に遭ってきました。
アラウンド90歳で、独りで暮らす祖母。
前回会った時には息子(祖母にとっては曾孫)も生後数ヶ月、祖母も70代後半でした。
コロナ禍も独りで乗り切り、電話口では元気そうだけれど、大丈夫かしら…??
と思いながら祖母の家を訪ねると、そこには驚きの光景が…
今日は朝から裏の木を切っていた
私を迎えてくれたのは腰もシャンとした
10年前よりちょっと日焼けした祖母でした。
日焼けしている以外、ほぼ何も変わらない…(・・;)
そして開口一番
「今日は朝から裏の木を切っていたから、散らかってるでしょ?😅
空いてるところに座って💦」
と。
え、待って。
この猛暑中、木を切ってたの??
「そうそう。高枝バサミは大きいのだから、力が要らないのよ。
太い枝はノコギリでね。何梃も買って試してるから。
(今のノコギリは切れ味が良いから全然苦じゃ無いのよ)」
それはお疲れさまです。
「自分でやらなかったら誰もやらないから。
でも、自分の都合だけでやれるから気が楽よ。」
結論:孤立型ASDにとって「ひとり」は可能性の宝庫
手土産は不要
お土産を持って来てみたのですが
「まあ、ありがとう✨
でも勿体ないわ。チビちゃんにでも持って帰って」
は、はい😅
結論:食べたい物は自分で買う。
食べたくないものは貰いたくない。
記憶力が良い
最近はどう過ごしているの?
「最近、近所のAさんと仲良くしてもらっているの。
Aさんは私より数歳年上で、尋常小学校の先輩なのね。
戦時中だったから小学校も軍隊式でね、学校の手前から行進して行かなくちゃいけなかったんだけど、Aさんは上級生だったから私たちのお目付役で怖かったのよ。
だからずーっと特に話したことがなかったんだけど、最近話してみたら良い人でね。
そんなんで時々、一緒に出かけたりお世話になっているの」
そうなんだ、良かったね😊
「たぶん、お互い歳を取って丸くなったんでしょうね。昔なら嫌だったことも流せるし。
60歳くらいまでは本当に昔のことを思い出して苦手だったわ。
だって、下級生に優しくしようなんてことが丸で無かったのよ?」
(根に持つやつー😂)
結論:今は許せないことも80年後には流せるかもしれない
変化が苦手
ちょっとトイレを借りても良い?
「どうぞ、どうぞ。
汲み取り式だから恥ずかしいけれど💦」
令和の時代に汲み取り式!!
しかもめちゃくちゃキレイに掃除されてる!!
結論:頑固もここまで来ると清々しい
偏食でも内臓まで元気
おばあちゃんがお元気そうで安心しました。
「そうね、本当に健康ね。
病気らしい病気もないし、内臓も健康だって言われたの。
病院に行くのは予防接種や健診くらい。
身体が頑丈なのは遺伝かもね。私の父も元気な人だったから」
私にも遺伝していて欲しいです!!
今回改めて、祖母の「おひとりさま力」の高さに驚きました…
ASD女子は生きにくいことも多いですが、
突き抜ければ楽しく生きられるかもしれません👍
「こんなに1人で大丈夫?!」「なんでそんなに頑固なの?!」と思う女の子がいたら…
それは幸せな「おひとりさま」予備軍なのかもしれません。
私は遠くに住む孫なので
「おばあちゃん本当に面白いな〜」
という感じですが
家族はそれなりに大変だとは思います…
関わり合いが少なかったり…
クセが強かったり…
例えば、10年ぶりに私に会っても
夫や息子の近況について、祖母は全く聞いて来ないんですよ😅
普通、女性は知り合いが今どうしているか関心が強かったり、孫や曾孫のお世話が好きだったりすることが多いのですが、祖母は全くそうではない…
誰かを気遣ったり、お世話をしたりするのは
祖母にとって(女性に課せられた)役務なんだな…と思いました😅
でも、まあ、自立して自分の道を歩いていれば、
そのうち「あの人はそういう人なんだ」と周りは受け止めていく気がします