こんばんわ、東理紗です。



最近めっきり寒くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしですか?



わたしは、どうやら虫界隈で簡単に部屋を入れてくれる尻軽女として有名になってしまったようで、日々部屋に不法侵入してくる虫と闘う毎日です。



さて、コロナウイルスが流行してから、2020320日の路上ライブ以降約9ヶ月ものあいだ一切東理紗ソロ活動としての主催ライブを行わずにここまでやってきましたが、



ついに・・・































東理紗、今年最後の2daysワンマンライブが決定いたしました〜〜!!!!






この日が来るのを、

ずっとずっとずーーーーーっと

待ち侘びていました。



歌をつくること。歌を歌うこと。



それしかできないわたしが、生ライブを出来ないなんていうのは、生命に危機を感じるほどの致命的緊急事態で。



行き場の失った歌たちが体内で暴れ回るたび何度もむせ返る日々を乗り越えて、ついにこの日を発表できたこと、言葉では言い表せないくらいしあわせです。(しあわせです!!!!!!)



昨日告知を終えたあと、早速いろんなお声をいただけて嬉しい限り。。ありがとうっ。



なぜ、そんなに生命の危機に陥りそうになったにも関わらずここまでライブをしてこなかったか。



それは、わたしの中で、この状況下でライブをしたいと思える"いちばんワクワクするようなアイディア"と、

それを"実行したいと思えるとびきりタイミング"を、

今か今かと見計らっていたからです。



色んなアーティストさんが、無観客配信ライブを行い始めた頃。

実際に、わたしのようにメトロノームひとつと身ひとつだけで無観客配信ライブをするなんて物好きな人はでてこないんじゃないか、そんなシュールな配信ライブもまだないんじゃないか、と思い実行に移そうとしたことは何度もありました。



けど、なんだか、腑に落ちない。



やれないことはないが、グッとこない。。



想像しても、ドキドキバクバクしない。。。



そんな感情が湧き出ててきてはその都度、


いや、きっとここぞというタイミングがあるんだろう。100%ワクワクすることしかわたしはやりたくない。その時のために今は自分を蓄えておこう。


...とまるで広大な大地に佇むひとつの石となり踏みとどめておりました。(ロック!!!!!)



実際、蓄えすぎて、今わたしの身体の色んなところから穴が空いて溢れ出てきてしまってるくらいですが。笑

なんとかバンドの方で活動できていたのが、唯一の救いでした。。

(現在バンド「ちょ!🍅's」の完全配信ライブ映像がYouTubeにて全編無料公開しているので是非見てね!ちゃっかりちゃっかり!)



あ、でも、どこか良くわかんない崖っぷちでアカペラライブをしてライブが終わったら「ありがとうございました...!ソーーシャールゥ〜〜〜、、、ディスターーーーーーンス!!!」っていって崖から飛び降りるライブはやってみたかったかも。



話を戻しまして・・

宣伝画像をみてくださった方は既にご存知かと思いますが、

1228日(月)『さいごの日』は[客席有り・配信有りLIVE

1229日(火)『さいしょの月』は[無観客・無配信LIVE

で行う予定です。

詳細はブログ下記に記載してあります。



この、29日の"無観客・無配信"LIVEに関して様々なご質問をいただいたので、今日はそれについてすこしだけ説明したいと思います。



まず、文字通り29日は無観客・無配信なので、当日お客さまが私のライブを見ることはどう頑張ってもできません。

当日会場に押しかけてもしらっと追い返されるだけなのでおやめください。



つまりは

私自身が出演者でありながら、同時に観客でもあるという、なんとも哲学的なライブ形式となっております。笑



一応記録用にカメラは入れますが、当日配信の予定はなく、この日はわたしのためだけに会場を予約し、音響さん、照明さん、カメラマンさん、スタッフさんが集まっていただき、通常行われる音楽ライブどおりの進行で進めさせていただきます。





と、いうのも。

私はずっと、私という存在の正体が、わからずにいました。



感覚的にならわかるような気もするけど、でもそれはとても一部にしか過ぎなくて、そこばかり見ていても見失ってしまう。



川の流れのようにつねにつねに流れて変わっていく私の、どこに変わらないものを見つければいいのか。それは本当に必要なのか。



自分という人間の正体を、しっかりと説明できる人は、この世に一体どのくらいいるのか。



今でもこの漠然とした問いの答えなどわかるはずもなく、答えを出そうとすればするほど、その行為はとても無意味で、陳腐にすら感じるほどです。



だから人は皆「今」を見る。

きっと死ぬ時にちょびっとだけわかるんだろうな。



そんないつまでたってもわからない私と、ふたりきりで、ライブをしてみたいと、ふと思いました。



そしてそれは、こんな時代だからこそ、こんな時代にしかできないライブのひとつの新しい形なのではないかと考えました。



もっといってしまえば、コロナウイルスが流行してから、良い意味でも悪い意味でも、自分の部屋にいる時間や、自分と見つめ合う時間、自分と対話する時間が圧倒的に多くなったと思います。



自分だけの部屋でやっていた日常に、とびきりの衣装とプレゼントをつけて、今年最後の自分へのご褒美としてライブをしたら、一体どんな表現がわたしから産まれるのだろう、ということに深く興味を持ちました。



こんな状況になったからこそ、ステージで表現をする人たちは、お客さんに直接見ていただける有り難さや、力強さ、偉大さ、どれだけ今までお客さんという存在に支えられてきたかを痛感した人も少なくないと思います。



わたしもそのうちのひとりです。



なので今度はその全く真逆をやってみようとおもいました。



もしかしたら、一言も喋らないまま終わるかもしれないし、ただ自分の部屋で鼻歌を歌ってるだけのありきたりなライブになるかもしれない。

はたまた見るにも耐えない気持ち悪い自分がでてきてしまうかもしれない、と考えれば考えるほど、怖いこともたくさんあります。



でも、それも含めてわたしなのです。



大嫌いで大好きで、でも一生を共にする唯一で永遠のパートナーであるわたしのすべてを、信じて、曝け出し、受け止めたい。

そんな不思議な感情のもと、無観客無配信LIVEの開催を決定しました。



本当はもっと、

本物のアーティストなら無観客・無配信でもライブを成立させられるだろ!!

とか、格好のつけたことを書きたかったのですが、これがここ最近でたわたしの本音でした。笑



わたしにとって、わたしを愛する、ということが長い間とても大きな課題になっているようです。



誰かに認められたい

誰かに褒められたい

誰かに必要とされたい

誰かに幸せにしてもらいたい

誰かに愛されたい、、、



人として産まれたからにはだれしもが一度は思ったことのある感情たち。



むかしからその感情が人一倍強かったわたしは、一昨年からその感情がでるたび、わたしが今必要としてるのは"誰か"ではなく、""なんだ、と。

自分を理解し、大切にするため努めてきました。



でもそれでもまだ、やっぱり、わたしはわたしを大切にできない瞬間は、今でもあります。



すこし前に、わたしの中で悲しい出来事が立て続けに重なり、久しぶりにごぽごぽと溺れていたら、話を聞いてくれた友人が言ってくれた言葉がとても印象的でした。



人は運命の相手を、自分の全てを受け入れてくれるような完璧な相手をつい探してしまうけれど、そんな人はいない。

それを探してしまっている時点で、私は私以外の誰かに浮気しているので、あなたが誰かに浮気されてしまう(愛されていないと感じるのは)のは、あなた自身が浮気者だからなんだよ。



びっくりしました。



ちょっと自己否定に繋がりかねない言葉かもしれないけれど、わたしはこの言葉がとても腑に落ちました。



一番身近な存在だからこそ見えなくなってしまう、愛しているからこそ後回しにしてしまう、安心しているからこそ甘えてしまう、信頼しているからこそおざなりにしてしまう。



これらは他人に対してだけでなく、自分自身に対しても当てはまる言葉なんだなあ、と。



みんなが幸せだったら、わたしも幸せ。

なんじゃなくて

わたしが幸せだったら、みんなも幸せ。



だからわたしはもっともっと幸せにならなくちゃいけない。



わたしのために、わたしを愛してくれるすべての人たちのために。



そしてその方法は、わたしにとっていつだって歌でした。









28日のタイトルを『さいごの日』にしたのにはいくつか理由があります。



2020年「さいご」のライブというのはもちろん

これを22歳「さいご」のライブ

そしてメトロノームと声だけで全編を演奏するワンマンライブもこれを「さいご」にしようと思っております。



誤解してほしくないのは、わたしが表現活動を辞めるという意味ではありません!!



2021年、わたしにとってひとつの目標が生まれたので、来年度、新しいことに挑戦するために、今回のライブをひとつの区切りにしようと決断しました。



流石に、明日地球が滅亡する。なんてことがおきたらそんな決めごとさっさと捨てて、なにがなんでも人前で歌をうたいますが、



よっぽどのことがない限り、わたしが23歳になる来年の31日までの間は、東理紗ソロライブは行いません。



また、今後メトロノームとアカペラで表現をすることが何曲かあっても、しばらくの間はメトロノームとアカペラのみで1時間ほどのライブを成立させる、異様なライブ形式もお休みしたいと思います。



だいぶ期間が空いてからの久しぶりのワンマンライブだったにも関わらず、これが終わったらまたしても期間が空いてしまうこと、許してね。



ただ、どうしてもやってみたいことがあるので、このライブが終わったら、しばらくの間深海修行にでかけたいと思いますっ。



23歳になったとびきりなわたしとまた出会う日まで、どうかなるべく元気でいてね!!



て。

なんかすっかり卒業モードな文章になりかけたけれど、わたしの挑戦はまだ終わっていません!!(卒業発表をしたアイドル風)



1228日、直接でも、画面越しでも、テレパシー越しでも、みんなにお会いできるのを心の底の底から楽しみにしております。



観客席チケットの発売日が急ですが明日です。






あなたのさいごの日、ちょっとわたしに委ねてみない?



またね!



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東理紗今年最後の2daysワンマンライブ決定!!


First day


【日程】20201228日(月)

【タイトル】『さいごの日』(客席有・配信有)

【出演者】東理紗

【時間】17:00開場/18:00開演(19時終演予定)

【チケット】

観客席チケット『さいごのVIP席』(30枚限定)...¥10000

28日当日に会場にて東理紗の生LIVEを直接ご堪能いただけます。

・28日当日『さいごのVIP席』限定デザインTシャツをプレゼントいたします。

・後日プロカメラマンが撮影した28日のLIVE映像を無料でプレゼントいたします。



配信チケット『さいごの配信席』(枚数制限なし)...¥2000

28日当日の東理紗生LIVEをお好きな場所から高画質でご視聴いただけます。

28日から約1週間の間、この日のLIVEを何度でも見返すことができます。


【チケット発売日】

◆観客席チケット『さいごのVIP席』(30枚限定販売・プレミアム特典付き)◆

1223日(水) 午後21:00〜]東理紗の通販SHOP 人魚の図工室(https://mermaid-drawingroom.stores.jp/)にて発売開始!!


◆配信チケット『さいごの配信席』◆

1225日(金)午前19:00〜]発売開始!!

チケット販売URL25日に東理紗公式Twitter@lisa281_sing)にて発表予定です。



Second day


【日程】20201229日(火)

【タイトル】『さいしょの月』(無観客・無配信)

【出演者】東理紗

【時間】16:00開場/17:00開演(予定)

【チケット】

こちらは東理紗が無観客・無配信で行うライブです。

当日は東理紗本人以外のどなたもご覧いただけませんのでご注意下さい。


【チケット発売日】

当日のチケット販売はございません。


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東理紗