私は長女だ。

つくづく嫌になる。

母の病気が嫌なわけじゃない。

母の心配も仕方がないと思う。

ちょっと耳の遠くなった父に状況を伝えるのも慣れてきた。

 

嫌なのは、長女であるこの私の変な「責任感」「正義感」「せねばならない感」

 

長女というのは厄介な生き物だなとつくづく思う。

小さいころから立ち位置や空気を読んで生きてきたように思う。

だからこそ、母の本心が聞けない。

 

お母さん、本当はどうしたいの?抗がん剤続けたいの?しんどいんだったら休んだらいいよ。手術?先生の説明に私も呼んでよ。

 

なぜって??心配だからだよ。

 

この3行が言えない私。そして今日も空気を読む。

ACPが大事だってみんな言う。そして話し合えと。

 

いろんなところでACP。でもがん患者さんや家族にとっては「決める」ことが怖くなることもある。

その時々で気持ちは変わるし、メモに残せばいいのだけど、言い出す勇気がない。

いうと母を傷つけそうで怖い。