最近、洗面所で顔を洗う度に
「シミが~
」
って思います。
凄く大きなものはないけれど、最大でゴマくらいの大きさのもの数個と、ボールペンの先くらいのが、ほう骨のあたりに点点点と…
毎朝毎晩、自分の顔にがっかり
ついつい
「あーあー。シミ出てきたな~。」
「嫌だな~。」
と一人言を言った私…。
たまたま近くを通った長男が
「お母さんの歳ならシミあるの普通じゃん。」
(そうだよね~もうそういう歳だよね~)
「その歳では綺麗な方なんじゃないの?」
(あらまーありがとう(笑) )
「友達も、友達のお母さんも、みんなお母さんの事、綺麗だねって言うよ。」
(それは社交辞令と言うものさ(笑))
「それにさ」
(うん。うん。)
「シミが出る歳まで生きてるって事の方が大事じゃない?」
(……そうだね。)
「お母さんが、シミひとつない若いままで、写真の中だけで笑ってるってさ…キツイよ。」
(……そうだよね……)
「シワシワのおばあちゃんになってね!」
(…………)
「大好きだよ。」
(お母さんも大好きだよ! でももうお母さん大好きを卒業しないと、マザコンって言われちゃうよ~(笑))
笑って誤魔化して、涙がこぼれそうになるのをこらえ、出かける長男を
(行ってらっしゃい。気をつけてね。)
と送り出しました。
家族ぐるみで親しかった夫の後輩が亡くなってから、「大好きだよ」とよく口にするようになった長男
昔、絵本タイムによくせがまれて読んだ絵本を思い出します。
Hans Wilhelm 作
I'll Always Love You
日本語訳の本では
【⠀ずっとずっと大好きだよ⠀】
だったかな?
絵本タイムに、必ずと言っていいほど長男が持ってきた絵本
きっと長男の中には、何か感じるものがあったんですね
何度も入退院を繰り返す体の悪い母を持つ、我が子たち

幼い頃から、きっと我慢を強いられてきたことでしょう

救急車で運ばれる母。
病院でいろんな線が体につながって横たわる母。
車椅子での移動はしょっちゅうで、幼稚園児の頃から車椅子を押す長男は、
どんな思いで、そんな母を見てきたのでしょう。
長生きするのはきっと子供の負担になる、迷惑かけたくない。
と思う気持ちを常にもっている私に
シワシワのおばあちゃんになってほしい
と言う息子
長男が出かけたあと、泣きました。
私が母になれたのは奇跡。
なんて素晴らしい幸運に恵まれたんだろう。
子供たちに出会えた事は
私の生涯で最も幸せな出来事。