結局、私は夫を捨てず結婚しました。
体調的な不安を抱え、経済的に自立するのは無理だと判断したからです。
度重なる入退院の中、比喩ではなく、本当に一度心臓が止まった経験をし、自分で自分の生活を支えることは困難だと思い知らされたからでした。
夫に生活の面倒をみてもらうことで、夫が晒されたくない事の全てに口を噤みました。
バレなきゃいい。
そう考える人です。
また裏切られるかもしれない。
それを覚悟の上での結婚。
幸せな結婚のスタートではありませんでした。
心に思う感情は【惨め】
あれほど準備を楽しんだ結婚式も、結局やらずに終わりました。
苦しみも、悲しみも、すべて飲み込み
私は経済的安定の人生を選びました。
でもその選択は正解だったと思っています。
なぜなら、18年たった今でも、傷つけられた体は元には戻らなかったからです。
今も月に一度、通院しています。
当初より良くなったとはいえ、生活全般に気をつけないとすぐに体調不良におちいります。
慢性的な炎症がおきているのだそうです。
酷いアレルギーが引き金となり、免疫システムに異常がおこったのだそうです。
結婚を決めた理由は体調不良の他にもあります。
夫との関係や健康問題に苦しむ私を、更なる苦しみが襲いました。
結果、その事が結婚する方向へ後押ししたとも言えます。
生きるために治療してるのに、生きていく場所がどこにもない。
誰にも必要とされず、自分の存在理由を見失いました。
今思うと相当なストレスです。
よく心の病にならなかったな…と我ながら思います。
幸せな結婚とは程遠い結婚。
それから数年、わが子に会えるまで、生きている意味が分からない日々を暮らしました。