父の病気発覚です。
病名は、胃がん。
父の親しい友人の内科医から良い先生がいると紹介された埼玉県にある病院で、即座に胃の全摘出手術を受けました。
実家から車で2時間以上かかる遠い病院でしたが、名医と聞き、藁にもすがる思いでお願いしました。
父の入院中、以前の勤務地でお世話になった部下、という方がお見舞いに来てくださいました。
家が近いからと、頻繁に。
私たち家族は最初、
お見舞いに来てくださって有難いね。
と話していました。
でも父に対して、普通上司と部下の間では取らないよう態度を取るその女に不信感を持ち始めます。
その女の話し方、立ち居振るまいに、本当に会社員なのか?と違和感を感じるのです。
父の仕事はある特殊な技術系の専門職で、父の部下になるなら完全な理系の方のはず。
失礼ながら、少し変わった方が多いのは事実で、考え方も話し方も独特な癖のある方も多いです。
ですが、基本的に頭はすこぶる良い方ばかりなんです。
ですがその女、どれほどお世辞でみても、理系の超頭良い集団の一人とは思えない…。
父の部下??
えっっ?!本当に?!
帰国子女で日本語が下手なだけ?!
それにしても…。
なんか、嫌な予感…。
会う度に、不安が募っていきます。
そして、その嫌な予感は的中します。
その女が実家に乗り込んでくるのです。