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妻に無関心な夫

時間を無駄遣いしてると自覚しながらも、毎日をただなんとなくダラダラ過ごしてる主婦のブログです。
夫とのこと、子育てのこと、友人のこと。
心のままに書きたくて、ブログを始めました。

この10日あまり、家族ですごす時間が濃密です。


普段、私には無関心で話しかけてもテレビ見ながら答えるような夫も、ずっと私に向き合ってくれてます。


と言うより、夫自ら私のそばにいたがります。


子供たちも不安定です。


長男が、カウチに横になった私の膝に、凄く久しぶりに頭を乗せてきました。


「こうして一緒にいられるのは当たり前じゃないんだね。」


つぶやく長男の頭を撫でながら、


「そうだね。だから一緒にいられる時間を大切にしないとね。」


と答えた私。


「お母さん、大好きだよ。」


と思春期男子からは滅多に出ない素直な言葉が…。


「お母さんも長男が大好きだよ。生まれてきてくれて、ありがとう。」


と言うと、声を上げて泣き始めました。


私は長男が泣き止むまで、彼を撫で続けました。





会場ではポロポロ涙が溢れても、必死で頑張ってた長男。


優しい長男のことが大好きな後輩の子供たちの相手を、いつも通り優しくしてあげていました。


きっと二人とも少しだけ辛さが和らいだと思うよ。


奥さんが
「ありがとうございました。子供たちのあんな穏やかな顔を久しぶりに見ました。」って言ってたよ。


おちゃらけキャラの次男も、今回ばかりは真顔で夫に支持されたことをしっかりこなしていました。


きちんとご挨拶して、しっかり受け答えをして、言われたお手伝いを責任持ってやって、たくさんの方に二人とも立派だと誉めてもらいました。


二人とも悲しみの中、頑張ったね。






夫は後輩に訪れた突然の悲しみをまだ信じられず、心ここに在らずでなんだか事務的に体だけが動いているようでした。


家に帰ると突然私をギュッと抱きしめて、深呼吸をして息を整えて…を何度も繰り返していました。


目をつぶり涙を見せない夫、でもその悲しみが伝わってきます。


仕事で何度も行き来した出張先。
同じ寮に住み、寝食を共にした二人。


それをきっかけに、公私共に仲良くなり、もう20年近いお付き合いだった…。


奥さんの嘆きは然る事乍ら、親御さんの悲痛の叫びは本当に辛く、その心を引き裂かれるような様を見ていられませんでした。


家族で過ごす時間がある事を幸せに思わなくては…。


私たち夫婦も子供も、今を悔いなく生きる事のその大切さを、今一度教えられました。



夫は何度も何度も私を抱きしめます。


長男のように私の体を思い不安なのか、自分が生きていることを確認しているのか、温もりを求めます。


髪に触れ、顔に触れ、見つめて、抱きしめる。
このところ毎日です。


「体のこととかいろいろあるけど、ゆりと結婚して良かったと思ってる。俺、幸せだ。」


突っ込みどころ満載の言い方だけど、まぁ気持ちは伝わってきます。


「お母さん、大好きだよ。」
あれから毎日言う長男。


私より背の高くなった長男を抱きしめて
「お母さんも大好きだよ。」
と言い外出するのを見送るのが日課になりました。


次男は寝る時にベッドに付いてきて欲しいと言うようになりました。


彼がベッドへ入る時に一緒に部屋へ行き、肌掛けをかけて頭を撫でる。


彼は撫でられたその手をギュッと握って、やっと眠りにつきます。


子供はいつか来る親の死に恐怖を抱いているのだと思います。


まだ身近な人の死を経験していなかった子供たち。


親と同世代の親しい方が亡くなった事に、ショックを隠せない様子です。


二人の心が落ち着くまでいつまでも望むままにしてあげたいと思います。


ヒグラシの鳴く中、過ぎ行く夏を静かに過ごす我が家です。