コレは主の妄想。実在する人、物などいっさいかんけいありません。苦手な方はUターン。
『夏祭りの灯りに』
「デートしよう♡」
突然言われて
びっくりする
子供みたいな
そんな笑顔で
企みを含んだ口角が
「NO」と言わせない
支配者の様に見える
「せっかくだし
夏祭りに行こう?
ほら、ここ!
けっこう近いし、
この日は花火もあがるんだって」
すっかり調べてある感が
かわいい
…なんて、考えてると
「ね?浴衣着てさw」
覗き込まれて
「いいね」って答えたけど
浴衣!やばい買わなくちゃ!
着崩れないように
髪も、えーっと
靴擦れ対策に絆創膏も。
初めてでもないのに
ドキドキして
緊張が抑えられない
待ち合わせに
現れたあなたは
以前よりも
少しだけど
線がしっかりして
大人の男の人で
袖から覗く腕に
ドキッとして
「行くよ」
って
自然にわたしの手を
捕まえるから
現実感が薄くて
夢の始まりみたい
横から見える
フェイスライン
歩く度に触れる腕
人混みに呑まれそうになって
引き寄せられた力強さに
思わず『いま、キスしたい』って
思った自分が
急に恥ずかしくなって
下を向く
「大丈夫?」
心配されて
尚更気まずくて
誤魔化そうと笑ったら
んっ、…
「なんか、かわいかったからw」
不意のキスに
もう、
初めの響きが聴こえるまで
花火のことも忘れてた
(ΦωΦ)
タマ〜ヤ〜❤️