今、オバマ新大統領の就任式がありました。
就任演説では人種や文化、言語の違いを乗り越え、国を皆で創りなおすという強い意志が感じられました。

この就任式を通じて実感したのは、"国民が国を創る"という当たり前のこと。
よく日本は一丸となる力が他の国より強いと言われますが、僕はこの就任式で考え方の根本的な違いを見た気がします。

日本は少数により方向が定められ、"それに寄り添い、合わせていく"

アメリカは"個々の意志で方向を選び、同じ方向の人が国を動かす"

自らが信じた方向だからこそ、少々の困難に負けない。
これが自由の国アメリカの強さなんでしょう。



ひるがえって日本では、恐ろしいことが起きようとしています。

自民に国会リストラ論 一院制、定数削減など」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000611-san-pol

日本は民主主義と口では言うものの、それはまやかしです。

実態は一部の特権グループによる独裁政治です。

今は2院制であることで改悪を遅らせることができていますが、もし一院制になって、例えば自民党が過半数を占めたらどうなりますか?消費税は増税、9条の改悪で戦争もできる、ある日突然税金を増やせる、その一方で金持ち優遇の税制を敷けるといったことがいとも簡単にできるわけです。

このようなことを平気で口にする人(小泉元首相)を、信用してはいけません。

アメリカは変わろうとしています。
日本も変わらなければいけません。

どう変わればいいのか。

それは、自分の頭で考え、行動することです。
だれだれが言ったから…ではなく、自分が考えて、これが皆のためになるからこうすると自覚することです。
この人なら一部だけでなく、国のためにやってくれるという人を国会に議員として送り出すことです。

それができるのは、あなただけです。

総額2兆円と言われる定額給付金。
ここで定額給付金とは何かおさらいしておく。
http://www.soumu.go.jp/teigakukyufu/index.html


(以下抜粋)
定額給付金給付事業の概要
(平成20年12月末時点での状況)
<施策の目的>
景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援を行うとともに、あわせて、住民に広く給付することにより、地域の経済対策に資することを目的とする。

<給付額>
給付対象者1人につき12,000円
(ただし、基準日において65歳以上の者及び18歳以下の者については20,000円)

<申請及び給付の方法>
原則として、次の①、②及び③の方式の組合せで実施(③の方式は、①及び②によりがたい場合。)
① 郵送申請方式:振込先口座を記した申請書を本人確認書類とともに市町村に郵送し、振り込みにより受給
② 窓口申請方式:振込先口座を記した申請書を窓口で提出し振込により受給
③ 窓口現金受領方式:申請書を窓口で提出し、現金により受給



これを見る限り12月末は生活支援+景気の刺激の両方を目的としていたようである。しかしながら、給付額がたかがしれており、景気の刺激とはならないと多くの人が指摘している。また、給付方法も基本的には口座振り込みということで、そのまま貯金されて刺激にならない恐れがある。お金の価値は状況によって変わるため、同じ額を減税されるより同じ額を現金でもらった方が使いやすい。(銀行にあるより財布に入っている方が出しやすい、という単純な理屈。)また、この給付金の対象者は全世帯となっているが、仮に所得制限を設ける場合、政府は自治体に任せるということだ。しかも政府が示した基準は年収1,800万円(!)。自治体に責任を丸投げしたうえにこの基準は一体どういうことだ。所得税を減らして住民税を増やした時も思ったが、どこまで金持ちを優遇する気なのだろうか。生命の根本である"食"が物価上昇により脅かされている現状で、最も苦しんでいるのは所得が少ない人たちなのだ。

そして許せないと思ったのは、与党内で「国会議員が受け取らなければ、国民に示しがつかない」という意見が急速に強まっているということだ。国民のためを思うならば、むしろ私財を投げうて、と言いたい。中国の故事にある「まずは隗よりはじめよ」を地でいったということなのかもしれないが、これこそ厚顔無恥と言うべきである。

さらに政府は無責任なうえに新たな可能性の芽もつぶそうとしている。

政府与党、定額給付金の目的を「生活支援」から「景気の刺激」へ方針転換 野党は批判」http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090108/20090108-00000155-fnn-pol.html

この橋下知事の給付金の使用法には賛成である。
(実際どれだけの費用が捻出でき、工事完了まで雇用を維持できるか確認が必要であるが。)


国会議事堂の中で縄張り争いする暇があるならその時間を国民のために使ってほしいものである。
先ほど、ガイアの夜明けスペシャルを見た。技術で途上国に貢献している日本の技術者の特集だった。紹介された技術者は皆素晴らしい方々で、自分もこうした仕事をしたいものだと思った。

しかし、2つ気になることがあった。日本ポリグルの水の浄化剤の話だ。

一つ目は母親を亡くした少女に濾過装置と浄化剤を無料で渡したところだ。この場面を見たとき、少女を特別扱いしたことで周りの住人が妬み、嫌がらせにあうのではないかと不安になった。実際は少女が周りの住人にキレイな水を提供することで存在を確立し、うまくやっているようで安心したが。

二つ目は水の流通経路だ。池の水を家庭に運ぶ運び屋という職業があることを知り、彼らに協力を求めて浄化装置を作製。浄化剤を運び屋に販売し、運び屋は今までより高い価格で販売する。ひとまず流れはできているが、いくつかリスクがある。

第一に、浄化装置は池の前に置いてあるため、盗難の恐れがある。
第二に、今までより価格が高くなると買えない人が出てくる可能性がある。

やはり皆に平等にキレイな水を行き渡らせる為には国、または市など公的機関の介入が不可欠である。(もうすでにこうした働きかけをされてるのかもしれないが。)

そういった意味では、ジェイペックの魔法のバケツ(生ゴミ処理機)は市と一体となった素晴らしい仕組みだと思った。ゴミ処理が税金ではなく別料金のため、ゴミがあふれていた町に市がバケツを購入、無料で配布し、

生ゴミを魔法のバケツで堆肥に分解→堆肥を市が購入→堆肥を売ったお金で緑を増やす→景観向上

というサイクルでキレイになっていた。本業は発電であるが、ビジネスのきっかけとしてこうした草の根から入る戦略である。素晴らしい戦略だと思う。

社会貢献にはお金がかかる。みなさんやりくりに苦労されていた。儲からないと会社が危ない。そうすると貢献ができない。このあたりのバランスをうまく取ることが難しい。

ただ子供たちの笑顔のためなら、努力は惜しくないし、できる気がした。