こんばんは。 エゾゲンモの産卵準備を進めるにあたり、頭の中がゲンモでいっぱいのひヱいです。 最近ふと思ったのですが
ゲンモの交尾成功率ってどのくらいなんだろう?
ゲンゴロウ(ナミゲン)等を含むゲンゴロウ属(Cybister)は♂前脚の前符節が吸盤状になっていて、♀の前胸背にぴったりくっ付くように進化しています。ところがゲンゴロウの交尾は長く、♀は♂の体の下になっての息継ぎを強いられるため、窒息の可能性が出てきます。これに対してナミゲンやヒメフチ等は♀の背面が細かいシワに覆われる事によって抵抗しています。
(ちなみに、コガタノはシワになっていません)
このような雌雄間の繁殖活動における戦略性の違いを「性的対立」と呼ぶようですが、ゲンモ属(Dytiscuc)はCybisterに比べて顕著で、♂は前脚だけでなく中脚にも小さな吸盤を持っています。これに対抗するべく、♀は背面にシワ所では無い、深い縦溝を持つようになりました。
「無溝型」
と言う個体が出現する場合があります。
シャープゲンゴロウモドキでは千葉県に生息する個体群は♀には短い溝があるか、或いは全く無く、北陸や中部地方に生息する個体群には明瞭な溝があります。
ゲンゴロウモドキ(タダゲンモ)に関しては地域によっては溝がある個体が多かったり無い個体が多かったりするのですが、私が注目したのは溝が無いタイプの♀です。♂には必ず中脚にも吸盤がある為、♀が逃げ切れる可能性は低いのでは……?
もしそうだとすれば、どの程度の確率で交尾が成功するのか気になった次第です。
幸運な事に、私が知人に頂いて飼育しているのは溝が無い個体で、交尾行動を良く観察すれば、成功確率が良く分かるのでは無いでしょうか?
続く!!

