皆様ご無沙汰しています。
前回の記事から2ヶ月近く経ってしまいました(汗)
3月から予定通りエゾゲンモの採卵を始めましたが、そちらはまた後日紹介しようと思います。さて、今回は新たなメンバーとして
「キベリクロヒメゲンゴロウ」
の紹介をしたいと思います! あまり馴染みの無い方もいると思いますが、とりあえず本人の画像をご覧下さい。
こんな感じのゲンゴロウです!ゲンゴロウ属のような黄色い縁取りがあるのが特徴的なクロヒメゲンゴロウ属の仲間ですね!
誰が呼んだかスイカノタネゲンゴロウ
体長は8~10mmと、コシマより若干小さい中型種と言った所でしょうか。
最初は良く見ないとクロズマメ辺りと混同してしまいますが、体型や体色から識別出来るので、慣れれば採集中でも容易に識別可能です。
最初に採集した時はゲンゴロウの飼育に慣れていなかった事もあり、採集してすぐに〆て標本箱行きにしてしまったのですが、本種は昔は
「スナムグリゲンゴロウ」
と呼ばれていて、その名の通り砂や泥に潜って身を隠す習性が強いそうで、飼育下で見てみたかったので9頭採集して来ました。
飼育環境はこんな感じになっています。

「全体的に雑!! 」
という声が聞こえてきそうですが、今まで飼育したゲンゴロウは全てこの感じで飼育できているので、問題は無いはずです。
違いがあるとすれば、今回は床材を大磯砂ではなく、潜りやすいように細かい砂を採集して使っています。
砂に潜る姿を観察するのが目的ですからね。
しかし…
中々砂に潜ってくれません!!
いつも流木の裏側の人間から見えない位置に隠れています。
夕方からは活発に活動する姿を見る事が出来ますが、驚いてもわしゃわしゃ泳ぎ回るだけで、とても潜ろうとする意思は感じられません。
せっかく潜りやすいようにきめ細かな砂をとってきたのに…。゚(*´□`)゚。

「砂の上を歩いたり休憩したりはします」
因みに、今回は幼虫を確認する事も目標にしているのですが、マメゲンゴロウと同じく
「冬季繁殖」
でして、現地では既に三令幼虫が出現しており、その時はクロズマメかと思ってスルーしたのですが、専門家の方曰く、
「西日本では繁殖が終わった可能性がある」
との事でした……
羽化してからの寿命の方も1年程度の様で、
「繁殖後~夏前には落ちる個体が出てくる」
との事。
今居る個体は旧成虫なのがほぼ確定なので、次の繁殖期迄は中々持ちそうにありません……
今回植えたセリとオオカナダモに産卵してくれれば良いのですが……

