東京都知事選。

まぁ都民じゃないから、誰が当選しても選挙権がないわけで。ただひとつの国レベルの首長を決める選挙。大統領制に近いものがある。

今回に関しては、すっかり選挙がエンターテイメント化していって、投票率も上がっているみたい。

立候補者でもないのに、ビジネスに利用する者や選挙に行こうとただ訴える人もいたのが印象的だった。

それだけ選挙に無関心な人が如何に多いか。

今の政治家に異を唱える者も相当いるのに、選挙に非協力的。それじゃ何も変わらない。かといって、過去の例からしても政権交代ってのは、相当のエネルギーがいる。そして、経験不足の政治家がハチャメチャなことをして、混乱だけさせといて結局政権交代以前よりも失敗に終わる。期待値が高ければ、高い程、その失望の落差は大きいものだ。

当時は「一度ぐらい政権交代してみるのも」という有権者の余裕があった。今はどうだろうか？心の余裕のない大人が増えたからねぇ…。

都知事は予想通り、一瞬で小池さんに決まったけど、1期目は五輪延期や築地移転問題、2期目はコロナ対応と本来の知事としての活動に腰を据えることが出来ずやむを得ないところもあった。3期目はもうイレギュラーなことはないだけに都政に真価が問われるでしょうね。

富と権力にビジネスに知名度目的とかってね