これから、出産前後のことを少しずつ振り返ってみようと思う。
妊娠後期は順調に経過した。多分、普通の妊婦とほぼ同じようだったと思う。同じ時期に妊婦だった同僚は、いつも「疲れた。何をするのも大変。」とぼやいていたが、私の場合、慢性疲労症候群の症状と言うより、お腹が大きくなったことによる息苦しさと、重さで動きづらく少し疲れたかな?と思ったくらいで、昔の症状に比べれば何ともないくらい軽かった。結局、クラシックバレエも出産の2週間前まで続けられたし、出産の為に1週間前から手伝いに来てくれていた従姉妹達に付き添ってもらって、どこにでも遊びに行った。最後の1週間は後期つわりもなくなり、食べたいものを色々な所にたくさん食べに行った。こんなに、外に出歩けたのは何年ぶりだろう。
私はめちゃくちゃ浮かれていた。やっと我に返ったのは、出産後3日目。
出産直後は痛み止めをたくさん使って、下半身の感覚がなく、右足は全く動かせなかった。ベッドの上で、朦朧としながら泣いてる赤ちゃんに授乳をしようと試みる。全然吸い付いてくれなくて、ギャン泣き。看護師さん達には基本ほっとかれて、旦那といとこも面会時間終了後家に帰された。 左手に慣れない手つきで赤ちゃんを抱え、右手だけで家族に持ってきてもらったお弁当をなんとか食べた。ほとんど眠れないし、全部自分でやらなきゃいけないし、やることはたくさんあるし、色々いっぱいいっぱいだけど出産後のハイ状態で、慢性疲労症候群のことなんてすっかり忘れていた。