幼い少年に、
母親がプリンを作っている。
冷蔵庫に入るプリン、
その扉をじっと見つめる少年。
あとは冷えるのを待つだけだ。
はやる気持ち、
プリンが皿に滑り落ちる様子を
繰り返し思い出しながら、
少年は待ったのだ。
もどかしく永遠とも思える時間を、
充分に待ったつもりだった。
ギュッと握りしめた拳を緩め、
目を輝かせて扉を開ける。
金属製のカップに手を伸ばした刹那…
「まだ早いっ!!」
フッと床から足が離れるのを
感じるのと同時に、
母親に抱えられた少年の目の前で
無情にも扉は閉ざされたのだった。
そんな
プリンが冷えるのを待てない少年が、
オジサンになってプリンを作る休日の話。
メスティンでプリンを作ろう♪
梅雨だと言うのに35℃超えてくるとか、
暑すぎて出掛ける気にもならん。
そんな休日の昼下り、
263が先日買ったメスティンで
「プリンでも作るかな😗」と。
メスティン小でカラメルを作って、
メスティン大で卵液を作る。
濾しながらメスティン小に流し入れたら、
メスティン大を洗って水を張り火にかける。
手順はだいたいこんな感じ。
263も何度目かのプリンで熟れたものだ♪
からん嬢も絶賛応援中(笑)
実はただのオヤツ待ちw
キャンプで作る練習(?)なので、
火床は自作アルストだ。
Instagramの動画も撮っちゃう余裕っぷり。
加熱から10分あまり、
それは訪れた。
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